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June 26, 2017

◇「ラスト・プリンセス/大韓帝国最後の皇女」を見る。

▼月末なので原稿の締め切りや編集会議など目白押しだ。そのため夜に身体が空いているのは月、火だけ。残念だが、あとはすべてふさがっている。リツイートしても自分は参加できない。昨日は「ブーベの恋人」のついでにイタリア共産党の事を書こうかと思った。グラムシ→トリアッティ→ベルリンゲルに映画監督のルキノ・ビスコンティなど書き始めるとキリがないので止めた。数日前にケーブルテレビの「ディスカバリーチャンネル」で「カリフォルニアの水」というと球面タリーがあった。みなさんロマン・ポランスキーという監督をご存じだと思う。数年前は「ゴースト・ライター」という作品を作った。大昔「チャイナ・タウン」という映画を作った。これはカリフォルニアの水をめぐる利権とギャングの話だ。ところがこれは大昔の話ではなく、現在の当地でも行われている。西部開拓の歴史、とくにアメリカ東部から西部に向かっては牧畜も含め、水をどう確保するかが最大の目的だった。
▼カリフォルニアではその後、農地に適していることが分かってから水路を引き、農地の干拓が行われるようになる。ところが水業者は大規模農地をもつ、農業企業に優先して巨大は水路を造って水を供給する。そのため住民の井戸水は涸れて飲み水がなくなってしまう。トイレも使えない、食事をするにも手も洗えない。食べた食器も洗えない。衣服はなるべく長い間着て洗濯するの時期を延ばす。風呂はおろかシャワーも浴びることはできない。かろうじて飲料水だけはミネラル・ウォーターのような物を50本くらいまとめて買っていた。老夫妻は引っ越したいけど、もう収入がないので、ここで暮らすしなかい、と諦め顔だった。水が民営化されると、これもアメリカだけの話ではなくなってしまうことを感じた作品だった。
◇「ラスト・プリンセス/大韓帝国最後の皇女」映画は最初に、「この映画はフィクションである」、と断り書きが出る。戦前の日本による朝鮮支配は「閔妃暗殺」を例にするまでもなく、過酷を極めた。天皇制の下日韓併合と朝鮮王室消滅を図る政略に巻き込まれた大韓帝国の悲劇の皇女徳恵翁王(トクケオジュ)の物語である。幼い頃から両親の愛を一身にうけて育った徳恵は、両親から引き離され日本で暮らす異母兄弟の英親王と、李方子夫妻の元で、祖国の事を思いながら成長する。
▼幼馴染みで、大日本帝国陸軍少将となったジャンハンと久しぶりに再会する。その時、監視役のテクス長官の眼を盗んで、ある計画を持ちかけられる。それは紀元2600年の式典の場所で、爆弾を爆発させる。その隙を狙って親王と翁王を日本から脱出させ韓国に上陸させるという計画だった。計画はうまく行くかに見えたが静岡のアジトは陸軍の兵士に包囲されてしまう。しかも逃走に使う船に乗っていたのは漁師を脅したテクス長官だった。
▼こうして天皇の仲人で日本人と結婚させられ、日韓友好を高めようとする計画は頓挫してしまう。戦後帰国しようと下関港まで子どもを連れて行くが、「李承晩政権の韓国は彼女の帰国と受け入れを拒否している」と宣言される。その後、生きて行く気力を失った翁王は福岡の精神病棟に入れられてしまう。20年後、静岡の海岸から一緒に逃げようとして男性(陸j軍少尉)が彼女を捜し当てて来る。そして同じ日本の陸軍大学のよしみで、朴大統領と直接交渉をして翁王の帰国を認めさせる。それが実現下のは1962年のことだった。金浦空港には彼女の帰国を待っていた大勢の市民が押し寄せていた。
▼映画が終わってからどうしても美味しい天丼が食べたくなって某駅ビル14階にある「天○」に入った。食べ終わると表の通路に貼る七夕飾りのプレゼントがあった。わたしはその☆マークに「共謀罪反対」と書いて来た。星に願いを!

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