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June 15, 2017

大洗、開発機構の事故を精査しない規制委員会

▼今朝の某政党機関紙の5面に「初めてのツイッター」という企画が掲載されている。その中の注意事項は「特定の人を攻撃するような中傷や悪口、情報源の怪しいもの、デマは拡散しない」などはちゃんと読んだ方がよい。昨日は朝から第15回原子力規制委員会の傍聴に出かけた。本当はこの日、東京都が豊洲の見学会の一般都民の参加者も募集していたが、「厳正な抽選」に外れてしまった。夕方分かったことだが15倍だったという。ちょっと無理だったか。
▼昨日の朝NHKラジオ6時台の歌は「河は呼んでいる」だった。南仏プロヴァンス地方を流れる♪「デュランス河の流れのように」を舞台に、という歌だ。この曲を聴いているうちに中曽根美樹の「川は流れる」を思い出した。♪「病葉(わくらば)を、今日も浮かべて、街の谷、今日も流れる」だった。
▼そして今朝のNHKラジオ「きょうはどんな日」でアメリカのヒットチャートで「スキヤキソング」がヒットした日。さらに60年安保で樺美智子さんがなくなった日であるとも…。わたしがこの道に足を突っ込んだきっかけも、高校時代に遭遇した樺さんの死だった。2ヶ月ほど前の永六輔の追悼ドキュメンタリーで、彼が「上を向いて歩こう」の歌詞を作ったのも、樺さんの死を知ってからだという話が紹介されていた。実はもっと前に永六輔が小諸に疎開していたとき、通っていた上田高校でいじめに遭い、つらくて懐古園で歌詞を考えた、という説もあったのだが、それは事実ではなかった。樺さんが圧死したのは、国会の南門から10mくらい入ったところだと言われている。わたしは茱萸坂を登って首相官邸方向に行く時は常にその位置に向かって黙礼する。
▼第15回原子力規制委員会。4年前に比べると傍聴者は10人足らずで極めて少ない。申し込む時点では議題は分からない。行って着席すると第一議題は日印原子力協定だったが、過去に同様の内容があったので、審査、討論する必要なし。パブコメも受付ない、で終わり。おいおい、プルトニウム日本が引き取るんだろう。もし原発事故が起きた時はインドは日本に全部押しつけると言っているぞ。
▼大山の降灰問題は調査したら山の東側に10cmほどの積もった跡があった。どうする?大昔のことだから問題ないだろう。簡単に言うとこの調子だ。だが配布された不鮮明の地図を見ても大山が噴火したら瀬戸内海、福井方面の原発への影響も十分考えられる。原子力規制委員会の中に火山の専門家が一人もいかいが重大なのだ。大学でも火山学者を養成しようとしていない。
▼機構改革と人事案。これは委員長のイエスマンだけ揃えるという内容だ。会議の発言を聞いていても、そう受け取れる。核セキュリティ部門を格上げした事が目立つ。登録認証機関への立ち入り検査報告もおざなりである。各期間とも2日で検査を終えているが、大丈夫なのだろうか?わたしは会議の参加に応募した時点では議題は決まっていなかった。しかし当然大洗の原子力開発機構で発生した事故が第一議題になると思っていた。しかし議題にはなく、プレスリリースが添付されただけだ。YouTubeの最期20分くらいで討論がある。現場で何が起きていたか、委員たちは何も把握していない。更田委員は「作業になぜグローブボックスを使わなかったのか?」と繰り返しているが、マニュアル通りに作業をしない「文化」」はJCO事故の柄杓いらい何も変わって居ない。さらに作業員一人に2万ベクレルもの放射能汚染があったが、その後低レベルに変化した理由の説明はない。監視カメラはなかったとされるが、記者に配布された資料にはその記録写真が添付されている。
▼さらに最期に田中委員長は浜岡2号機、柏崎刈羽の審査に取りかかるようやっきになっている発言があった。それにしても、みなさん。再稼働派はパブコメを組織的に書いています。再稼働反対派は…。書くのが難しかったら、「再稼働反対」の一言でも書いて出して下さい。現実に原子力規制委員会の撮影をしてアップしても、アクセス数はたった1件のみ。反原発の動きはストップしてしまったのだろうか?
▼傍聴が終わってから、原子力規制委員会の前再稼働阻止ネットのみなさんが抗議行動をしていたので、参加させていただきスピーチして来た。その後国会に回ろうかと思った。しかしネットで検索しても、きょうは動きはなさそうだった。前夜のYouTube編集で寝不足、朝は寒くて厚着をして来たが、午後から蒸し暑く耐えられない。それで事故や怪我をしてはまずいので撤収する。

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