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August 23, 2017

NHK「原爆と沈黙~長崎浦上の受難~」を見る。

▼体調、極めて悪い。腰の痛みがもう我慢できないので、今朝は医者に行く。立って普通に歩く分には問題ないが、立ち上がるとき、座る瞬間が痛む。おそらく二週間前にむし歯をかなり強引に抜かれた事が原因ではないかと思っている。
▼「怒りの広島、祈りの長崎」などと言われる事が多い。72年前の8月9日、原子爆弾が投下された長崎・浦上地区。古くから弾圧を受けてきたカトリック信者、そしてそこには被差別部落の人々が暮らしていた。だから永井 隆が「長崎の鐘」を書き、それが歌になったとき、地元浦上の人々からは、なぜ自分たちだけが「受難」の対象にならなければならないのか?という疑問の声が上がった。
▼長崎の浦上という場所には戦前から皮をなめし靴を作って暮らす人々がいた。生き残った被爆者たちは、戦後長きにわたって自身の被爆体験を語らず、沈黙してきた。それは差別があったからだ。しかし、後世に自分たちの体験を伝えようと、近年、重い口を開き始めた。浦上天主堂はある理由によって取り壊され、広島ドームのようにはならなかった。家をうしなった人々は、長崎各地や大阪など全国各地に散らばって生活をすることになる。しかし戦前「浦上」という場所があった事を多くの人に知ってもらう必要があると考え、再び浦上に戻って来る。
▼そして一緒に運動を始めようとすると、江戸時代から始まった切支丹の差別には二つの問題があった。つまり江戸幕府は一般の切支丹信者の拷問する人にも、この人たちを使った歴史があったのだ。しかしわだかまっているばかりでは前には進めない。ある人はコツコツと浦上天主堂の「被爆マリア」の製作を始める。それはスペインの教会に奉納され、像をみた人々すべてを畏敬の念に陥れる。そして故郷「浦上」でも過去に拘っていても、前には進めないとして核廃絶の運動も一緒にやっていこうという動きが出てくる。

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