« 今朝の東京新聞「歴史を動かした異端派」を解読する。 | Main | 留守中に朝日新聞の勧誘員がやってきた。 »

September 24, 2017

◇「少女ファニーと運命の旅」を見る。

▼毎日ペットの猫ちゃんにエサをやる時間は朝晩5時と決まっている。5分でも時間がずれると、家族から批判されるから、この時間だけには気を使う。昨日どうしても新宿シネマアートで「ファニーと運命の旅」を見る必要があった。だが家族はそれぞれ旅行で出かけており、映画の時間は新宿4時50分からだけだった。エサの時間を優先させると、1日一回の映画は見られなくなる。ここは心を鬼にして、留守を守る猫ちゃんに「なるべく早く帰るからね」と言って新宿に向かう。ほんとは日比谷シャンテで上映していたが、うっかりしてここでの上映は終わってしまったのだ。日比谷なら最速30分でいける。新宿はかれこれ1時間近く、かかってしまう。ここをも見逃すと関東ではもう見る事はできない。先週もうっかりして、フィリッピン映画『ローサは密告された』を渋谷イメージフォーラム22日までを見逃してしまった。これもそもそも上映時間が午後9時20分とかなり遅かった。わたしにはもはや趣味で夜遅く出歩く気力はない。この映画ももう東海地方以西にいかないと見る事はできない。
◇「少女ファニーと運命の旅」ナチスドイツ支配下のフランスからスイスへ、子どもたちだけで旅を続けたユダヤ人の少女の実話を映画化したドラマ。1943年、ナチスドイツの脅威がヨーロッパへ広がる。フランスもナチスドイツ支配下に置かれる。13歳のユダヤ人の少女ファニーは、幼い2人の妹とともに児童施設に匿われていた。しかし、密告者によってその存在が暴かれてしまう。施設の管理者は子ども達をこっそりと、別の施設に移動することにした。
▼管理者はニセのパスポートなので途中で離脱し引率することができなくなる。今度はわかいうレジスタンスに入ろうとしている青年が引率する。しかし彼もまた乗り換え駅でドイツ兵に狙われていると勘違いして、子どもを放ってにげてしまう。最初の管理者からはニセのパスポートと、ユダヤ人ではない別の名前を与えられ、誰に聞かれても「林間学校にいく」というよう指示されていた。
▼大人がいなくなった以上、ファニーがリーダーになるしかない。さらに物事を斜に見る男の子が彼女を手助けする。しかし、乗り換え地点の各所でドイツ兵の厳しい取り締まりのため、子ども達は移動中に引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅に取り残された9人の子どもたちは、ファニーをリーダー役に、一路スイスを目指して子どもたちだけで移動を開始する。しかし空腹はつのり次々困難が押し寄せてくる。倉庫に閉じ込められた時、先の少年はドイツ兵から倉庫のカギを奪い「撃てるものなら撃ってみろ」と挑戦する。さらに無人の廃墟となったオンボロの小屋で、空腹に耐えかねた少女たちは空腹にたえかねて毒キノコを食べて集団食中毒になる。その時近くの濃夫の探しだし、決死の思いで助けを求める。しかし翌朝ドイツ兵が農家を接収にやってくる。
▼そのときリーダーファニーの取った行動とは…。幼い少女たちのナチスを怖がる演技が優れている。かつ自然体で、少女たちの真理まで描ききり、見るものを最後まで引きつける。ラストシーン。スイスとの国境緩衝地帯でもうすぐ到着するという寸前、ドイツ兵から銃で狙われる。その時彼女が取った行動とは…。映画としては素晴らしいが、エンディングロールで、こういう映画にありがちなイスラエル礼賛になってしまう。外国映画はユダヤ資本だから仕方ないのかどうか?

|

« 今朝の東京新聞「歴史を動かした異端派」を解読する。 | Main | 留守中に朝日新聞の勧誘員がやってきた。 »