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September 07, 2017

原子力規制委員会の会議の後、築地新聞の記者と話す。

▼久しぶりに代5回原子力規制委員会の傍聴に出かけた。主要な議題は「柏崎・刈羽」の新基準審査である。もしかするとこの日「認可」がでるという噂もあった。通常原子力規制委員会定例会は水曜日午前10時半から正午までである。ところがこの日は第四議題まであるのに、第一議題だけで1時間使ってしまう。ビデオも持参したが、久しぶりに出したため、ビデオを動かすモバイルバッテリーが完全放電してしまった。もちろん出かける前は作動をチェックするが、問題はなかった。それで5分で電源は落ちて、YouTube録画はできなかった。
▼それで会議室からの随時ツイートに切り替えた。過去の東電との聞き取りの議事録も「資料」として添付されている。お笑いなのは8月20日に開かれた、第33回会議の議事録である。そこでは更田委員が東電ホールディングスの小早川社長にこのように言っている。「何を申し上げたいかというと、現場はそれぞれ必死でやっていると思います。その現場の方々に、規制委として申し上げるには情緒的かも知れないけれども、意気に感じて欲しいのです。経営者の方々がの男気を見せてほしい。それは、現場で戦っている個々の東京電力の方々、協力会社の人たちに対してだけではなくて、福島の方々が将来に希望が持てるかどうかに大きくつながると思う」と語っていることだ。
「男気」で柏崎・刈羽を再稼働されたら堪らないぞ。「女気」があっても良いじゃないか?
▼更田氏は田中俊一氏に代わりもうすぐ原子力規制委員会の委員長になる人物である。昨日の会議でも、「東電はよくやっている」「津波対策も女川などではしっかりやっていた」(だから柏崎・刈羽を動かしても問題ないと言いたげだ)事々左様に数回にわたり、「東電はよくやっている」という言葉で絶賛していた。一番若い伴委員は、「東電から出されているのは、あくまでも決意表明以外のものではない。これをどう法的な縛りを入れさせるか」。と言っていたがマトモな発言である。しかし全体として「新基準に適合」というゴーサインを出すのは時間の問題である。
▼わたしが疑問に思うのは一番厳しいと思われていた、石渡委員は3ヶ月ほど前の委員会で「柏崎・刈羽」の免震重要棟の建設予定地は砂地で地盤が弱く不適当である」と発言していたのに、この日はそのことを一言も口にしなかった。
▼今朝の東京新聞は1面トップ見出しで「柏崎刈羽原発、13日「適合」へ「東電資格ない一転」。がトップ見出し。某政党機関紙は記者も来なくて、社会面に小さく「柏崎刈羽原発最終判断持ち越し」何か判断を間違っているような気がしてならない。
▼会議が終わって撤収の作業をしていたら、某築地にある新聞社の記者が「お時間ありますか?」というので15分ほどインタビューに応じた。内容はすでに前半で書いた通りだ。某記者は「きょうは柏崎・刈羽の審査が通ると予想されていたので、もっと大勢が傍聴や抗議に見えると思いました」とガッカリしたような様子だった。今朝築地新聞のネット版を読んだら。この記者が書いたと思われる記事は、動燃の事故対応とそのずさんなやり方に対する批判記事だけだった。それを読んで、社内の空気はこうなのかと思った。
▼夜は5時半から有楽町九電前でそのあと東電前で再稼働阻止全国ネットの抗議の中継と撮影に出かけた。
9月6日再稼働阻止全国ネット九電東京支社抗議
9月6日再稼働阻止全国ネットの東京電力本店前抗議行動 
▼本当は東電前でこの原子力規制委員会の様子を話そうと思って、司会者に申し入れた。ところが「時間を守らない発言者が多くて…」と会議が終わってから言われた。あす9日体調が良かったら、反原連国会正門前でスピーチする予定である。

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