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November 08, 2017

水道民営化反対で久しぶりに厚労省前に。

▼メールを下さる方はブログとYouTubeを熟読・塾視したうえで、過去の「自分には出来ない」(実はやる気がない)という同じテーマの繰り返しは時間のムダですからお避け下さい。先週高島礼子が「女人高野」の室生寺に行っていた.同行しているのはいつもの塩辛声のオヤジ(梶本晃司である。テレビでは春の桜の開花と秋までの山の移ろいがビデオが流れた。その時、梶本は万葉集の2181番「春は萌え夏は緑に紅のまだらに見ゆる秋の山かも」という詠み人知らずの歌を紹介していた。この歌はそれほど有名ではないが、口からスラスラ出てくるところが素晴らしい。わたしは万葉集が大好きで岩波と角川の二種類を持っている。とくに後者は全ての歌が索引で一気に探すことができる。家族には棺に上下2巻を入れるように頼んである。
▼昨日は気温も高かったので、厚労省前の「水道水民営化絶対反対アクション」に出かけた。到着jしたときは一人だった。途中作務衣を着たオヤジが自転車を降りてたちよってあれこれいちゃもんを30分くらい絡んでいった。彼は元官僚だったと自称していた。主な内容は(わたしが絡まれた訳ではないので、間接的な話だ。1)日本は農業なんかやっても仕方ない。2)官僚にちゃんと仕事をさせるために給料を保証しろという内容で、その他防衛問題まで多々な内容に及んでいた。おそらく家では家族に相手にされないので、こんな所に来るのだろう。
▼昨晩は一ヶ月前に買った新しい三脚を持参した。何せ居間までの重量級は重い。このままでは後3年で出歩く事ができなくなるだろうと思うくらいだった。重量は今と殆ど変わらないが、長さが3分の1になった。これなら長距離あるいても身体に対するダメージは少ない。先週日曜日TBS「森本毅郎」の番組で千葉のファミールハイツで、高齢者が多くなってしまい、80代90代の人はゴミが出せない。そこで70代の人が体力作りをして、代わりに1階のゴミ置き場まで運んでいるという話が出ていた。助けをする人も居住者のボランティアで、家では体力が衰えないようにバーベルや腕立て伏せをして、工夫していた。たった今NHKで新潟の平らな土地に住む高齢者のゴミ出しを手伝う人たちが紹介されていたが、他人ごとではない。
▼もう一つ「改憲発議阻む」という問題を提起した組織だ。しかし共謀罪法で取った態度はご存じの通り。さらに議員の数で家が逆立ちしても適わない。それよりTPP始め、いくつかの法案では国会の論議を通さず、実行されてしまっている。安倍もバ○ではないから、正面作戦ではなく、「改憲」もこの手でやってくるだろう。回りはお年寄りで動くのさえ面倒で、自分の意思では絶対動かない。原発再稼働も放射能が怖くても耳を塞いで情報を仕入れない。自分の病気の原因がどこにあるのか知ろうとしない。11月11日も国会周辺で原発再稼働に反対する大集会がある。おそらくこれも黙視したままだろう。

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