「雨のデモ行進」撮影はつらいよ。
▼本当の事を言えば雨の日の中継には行きたくはない。集会だけならまだしも雨中のデモ行進はなおさらだ。カメラ2台を雨から守る為、小型の傘を2つ差し、それを三脚に取り付けているのでかなりの重量になる。この上自分に傘は差せないのでポンチョになる。小一時間も歩くと身体は冷えて来る。ビデオカメラは買い換えたばかりだが、こういう使い方をしていると長持ちしそうにない。
▼アルタ前で主催者にご挨拶し、撮影の了解を得る。どこへ行っても顔見知りは一人くらいいる。昨日はMX抗議の主催者の方がニコニコ迎えて下さった。雨のため100人くらいのデモだったが通常警備の他に公安警察が30人くらい待機していた。主催者の話を要約すると次のようになる。来年2月に名護市長選挙がある。そのあと沖縄県知事選が控えている。政府は名護で稲嶺さんを落とし、翁長さんを落選させようとする遠望を持っている。現地の人たちに選挙に集中してもらうため。本土から、辺野古や高江の基地を作らせない。あるいは拡大しないため、人を派遣しようという内容である。
▼わたしはきょう19日も本当を言えば、茨城の東海第二の再稼働はじめ4ヶ所くらいの場所に、抗議・撮影・中継に行きたい。耳を塞いで家で、じっとしている方が良いという人にお願いする訳にはいかない。新聞一紙で間に合うという人も、政党幹部は違う商業紙では初めて聞くような、ナチスとソ連の世界分割の野望について語っている事をご存じないだろう。中国の評価もいずれ近いうちに逆転するだろう。
▼「いま放送している「サンデー・モーニング」で寺島実郎は「アナログで生きる事をかんがえなおさなければいけない」と指摘した。また法政の田中優子学長は映画「ザ・サークル」についてふれ「国が個人の動きを知るのではなく、個人が国の動きをチェックできるようにすべきだ」と語っているが、まさにその通りだ。
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