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December 11, 2017

◇「女の一生」(岩波ホールの初日初回)を見た。

Onnaisshou
(岩波ホールの壁ポスター)
▼昨日は愛国者のみなさんの“辺野古新基地建設反対する月例行動」があった。いつもは首相官邸の手前から撮影したが、立体的に写らないので、奥の内閣府に近い位置にカメラを据えたが、成功した。これからは通行人が少ない時はこの方式で行こう。本当はカメラをリモコンの車に載せて路上すれすれに撮影したいが、警察に拒否されるに違いない。
▼忘年会にお誘いを受けたが、校正の仕事が残っているのでお断りして、神保町経由で帰宅する。「女の一生」の文庫本を探したが、図書館払い下げの分厚いものしかなかった。これは図書館で借りるしかない。
◇「女の一生」(岩波ホールの初日初回)座ったら観客は少なかった。ああこれは人気がないのだ、とピーンと来た。小説は昔読んだ事があるが、あまり覚えていない。さて映画の方だ。主人公ジャンヌは広大な土地と畑を持った豪農の娘で、何一つ経済的には不自由なく暮らしている。最初のシーンは農作物の種まきで、父親からタネを入れる穴を棒で掘る深さを教えてもらっている。さらに水はたっぷりかけ、野鳥にタネをほじくられないように、土をたっぷりかけなければならない。そろそろ年頃なので、階級が同じくらいの若い青年を紹介される。両親はこの青年と結婚すれば嫁に行かず苦労しなくても済むと考えた。楽しいハネムーンを過ぎても夫との間には子どもができない。それどころかジャンヌの身の回りの世話をしていたお手伝いさんが妊娠してしまう。
▼相手は誰なのと問い詰めるが「それは死んでも言えない」一切口を割らない。生まれた子どもは可愛いのでジャンヌが育てることにする。夫は亡くなったしまい、ジャンヌは親と一緒に「息子」の世話をすることになる。しかし登校拒否はする。授業は受けないで手に負えない子どもになってしまう。両親は死んでも贅沢な暮らしをしているので、田地田畑を切り売りしなければ生きていけない。顧問会計士が「土地の売却」をアドバイスするが、果たしてジャンヌは分かっているのかどうか?
▼そして最愛の「息子」はイギリスで一稼ぎして大金を持って帰るとい残して家を出てしまう。しかし何時のまにかイギリス娘と結婚して、事業に失敗したからカネを送ってくれと言う催促の手紙が来るだけだ。最後にはカネを払わないと刑務所に入れられるからどうしても送ってくれ、という無心の手紙だ。ジャンヌはお手伝いにカネを隠したと詰め寄るがもう、一銭のカネも土地も残っていなかった。とにかく孫の顔を見せろと手紙を送る。お手伝いがとにかく近くの港まで迎えに出る。一足先に孫だけ抱いて一足先に帰ってくる。幼児の孫を抱きしめたジャンウはお手伝いと一緒に、長生きしていれば、人生も捨てたもんじゃない」と納得するのだった。
▼初日は岩波ホールの娘?(と言っても80くらいで、かなり年配だ)が挨拶をするが、映画のチラシを読んでいるだけ。高野悦子が亡くなってから岩波ホールは求心力jがなくなってしまった。面白く良い映画は5本に1本くらいしか上映されなくなってしまった。主人公のジャンウを演じる女性は美人だが、明らかに演技力が不足している。
▼1面トップの写真入れ替えました。)

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