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December 03, 2017

◇「永遠のジャンゴ」を見る。

▼土曜日は朝9時半から有楽町ヒューマントラストでの初日初回「永遠のジャンゴ」を見に行った。今年のシネマ原稿執筆は7日が最終回なので、これで終わりになる(予定)である。しかしもう2本、カウリスマキと「否定と肯定」には行くつもりだ。
◇「永遠のジャンゴ」。1943年6月のパリ。ちょうどヒトラーが自殺する11ヶ月前のことだ。ジャンゴはギター弾きの名手として名前をヨーロッパに轟かせている。劇場の観客もジャンゴの登場するのを今か今かと待ち受けている。しかしジャンゴは無類の釣り好きで、演奏の前にセーヌ川に行って棹を垂れてナマズを釣り上げてようやく満足して会場に戻る。ジャンゴはギターを自由自在に操って観客を熱狂の渦に巻き込んでいく。客席を見渡すとドイツ軍の軍服を着た人物がチラホラ姿が見える。ジャンゴ・ラインハルトはロマの出身で、幼い時火傷で指を不自由にしている。だがテクニックは抜群で演奏は観客を夢中にさせる。パリを占領しているドイツ軍はジャンゴの名声を利用してドイツ国内で演奏会を開く計画をしている。
▼ジャンゴは当然ロマやユダヤ人の差別政策を取っているナチスは大嫌いである。しかも演奏には「あれをしてはならない」、「これもダメと」禁止事項がたくさんある。ジャンゴはベルリン公演には生きたくない。そう考えていると愛人のルイーズが「行ってはダメ、スイスに逃げた方が良い」と知らせてくる。演奏会で地方公演をしている最中、手を怪我したのでスイスで治療したいと、希望し、」スイスに近い街に逃げるが、ナチスは彼を見つけて逃がすまいとする。身分を偽って小さな街に隠れているが、見つかってしまう。そして高官を集める演奏会で演奏するよう強制される。
▼ロマの仲間たちは演奏会で盛り上がっている最中、倉庫や重要施設を爆破してジャンゴを逃がそうと計画する。ギターの演奏が盛り上がるなか、計画は着々と進行していく。そして大爆発して家族と一緒に逃げようとするが、母と弟は足が不自由なのでジャンゴだけ、先に逃げるよう促す。その手引きをするのは、元愛人のルイーズだった。かなり辛い思いをさせられたに違いないが、ジャンゴの脱出に力を尽くす。最後、フランスの教会で、楽譜の後半は散逸して完全版はなくなったロマを痛むレクイエムと、収容所で死んで云ったロマの人びとの顔写真がオーバーラップする。
▼夜NHKBSの再放送で「刑事フォイル」の「クリスマス」(後編)を見た。1年前に見逃したいたが初回放送で、ようやく後編を見ることが出来た。相変わらず、フォイルの脚本は素晴らしい。

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