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February 01, 2018

続「欲望の資本主義2018、闇の力が目覚める時~」(2)

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(自宅ベランダから見た月)
▼6年前国会の反原連に行く前は結構早く、午後10時には寝ていた。ところが高齢化とは逆に、床につく時間は遅くなる一方である。昨日も家族が「月が欠けてきて月食が見えるかも知れない」と言い出した。最初はiPhoneをもってベランダに言ってシャッターを押した。しかし小粒な月である。ふと1年ほど前にTKcinさんからいただいた、レンズアダプターがあることを思いだしたiPhoneに装着した。少しはましになった。しかし手ぶれは如何としがたい。次はファインダーデジカメを取り出してやってみたが、あまり変わらなかった。1年に何回も使わないが、中古でいいから一眼デジカメを買うときかなと、一瞬思った。
▼アメリカの家計収入の推移という表がある。○○○女史は日本でもアメリカでも2000年以降停滞しているという。つまり過剰生産と売り上げが落ち込みが至る所で落ちている。せっかく向上した生産性を生かしきれない状態が続いている。そのため企業は投資に目を向けなくなった。これ以上投資が必要なのか?という訳だ。その代わり金融市場での投機が盛んになってきた。世界中で賃金が頭打ちになっている現状は、資本主義にとってとても危険な状態なのだ。
▼賃金は、売り上げが→企業の投資に行ってしまうと連鎖が断ち切られ、「投機」に回ってしまう。1975年以降の世界各国の状況を見ると、労働組合が弱体化して政治的にも立場が弱まる。同時に人びとの失業に対する恐怖が高まったことで、仕事の確保を優先し賃金には目をつむる文化が形成されてしまった。これは社会にとって恐ろしく危険なことである。だから利益をすべての億万長者が独占するのではなく、労働者も継続的に利益を受けて、生産性と連動して賃金の上昇を実現しなればダメよと指摘する。
▼マルクスは資本主義はその矛盾ゆえ滅びると言った。チェコの経済学者ロマス・セドラチェクは、「マルクスの理論によれば(すごく単純化するならば)、お金は労働者のところに行くべきだ。しかし彼は労働者には、お金が行きようがないことに気が付いた。もし自分が優しい資本家で、労働者に高賃金を与えたら利益は減る。結果として悪い資本家との競争に負けて自分は破産してしまう。労働者に優しくするこlとで天国では報われるかも知れないが、結局自分は良いビジネスマンではいられない。
▼マルクスは人びとが自発的に労働者により多くの賃金を与えるようになったら、破産することになる。だかれこれは自発的に起こるはずはない。だから「革命を起こすしかない」と。「みんなに富を」「みんなに利潤を!」マルクスはもっとも資本主義が進んだイギリスで革命が起こるに違いないと考えた。しかし社会主義が実現したのは、当時貧しかったロシアだった。(この辺の考察に関してはメルマガ2月1週号に書く)
▼革命のリーダー達が目指したのは人びとの平等だた。しかしマルクスは「自分はマルクス主義者ではない」と言った事が有名である。ロマス・セドラチェクは続ける。もし.キリストが生きていたら彼はキリスト教徒になったかどうかは疑問である、仏陀が仏教徒になったかどうかも分からない、僕はそう思わないと。
▼そして革命の現実はマルクス主義の理想と違ったのか?次回に続く。

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