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April 09, 2018

ケープタウンへの道(4)

▼10日も日本を空けていたから、課題が多い。抗議行動も首相官邸前の500mくらいは人が大勢いるように見えるが、国会を包囲する勢いはない。留守の間に知人・友人が国会を包囲しているという話しも聞かない。各野党も本当に安倍を引き下ろすならば、国会の駆け引きよりも、大衆を国会包囲に動員することが必要だと思うが、そんな勢いもない。友人たちは首相官邸前がどうなろうとも、放射線の量が高くなろうとも、知らん顔で草刈りに、ドライブにいそしんでいる。京都知事選で立憲民主党の馬脚は現れてしまった。それでもまだ淡い期待を抱いているのか?これもどうやら一瞬の「風」だったようだ。4日は昼間温かかったので、短パン半袖で再稼働阻止ネットの4月の関電・東電抗議に行ったら風邪をひいてしまった。
▼7日午前中は築地市場移転反対行動があって、末席を汚して来た。一流カメラマンは三脚を持ってくれる助手を雇うのだが、私は一流ではないので、どんな重い機材も一人で担いで現場に行かねばならない。築地を途中で抜け出して千葉中央公園で開かれた政治課題とオスプレイの木更津配備に反対する集会が開かれ取材を兼ねて参加した。民進党の小西博之氏は開会前に挨拶をして「証拠」が残らないように、脱出を計った。しかしオスプレイが千葉市周辺に墜落する可能性もあるのに、一般市民の参加が見られないのはどうしてだろう。配備・訓練地図を見るとわたしの故郷も訓練区域に入っているので仰天した。村の人たちは何も知らないだろうな。
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ケープタウンへの道(3)
Zou328
(ザンベジ川の水浴を終えて巣に帰る子象とその一家)
サンセットクルーズにでる前に夕食を摂りながら自己紹介をする時間があった。わたしは6年前のフクイチ事故から国会前の抗議活動に通ってビデオ撮影してると話した。そして今回もアフリカの様子をビデオに収めたいと付け加えた。それからみなさんかなり自由にお話しすることができた。さらにクルーズ船にのってから、わたしのバッグに「辺野古の新基地反対」というタグが着いているのを添乗員さんが発見して下さり、お身内の方も辺野古でいろいろやっていると話して下さった。タグが縁で話になったのは1月8日以来である。クルーズ船は各種アルコールが揃っていた。わたしは外国のビールは美味しくないのを知っているからワインやウィスキーにした。真っ赤に空を染めたサンセットが過ぎると、暗闇が迫って来る。ホテルに戻っても、パジャマも着替えもない。参加者が貸して下さった携帯の充電器で充電をつつけていると、ドアが何度もノックされる。別の部屋かと思っていたら、自分の部屋でモバイル電池を返してというのと、充電コンセントを返してという催促だった。7日土曜日夜NHKでSNSを介した行方不明の女性たちの話の特集があったが、現代の必需品はまだにこの2つであることが証明された訳だ。
▼風呂の水の出は悪い。ひげ剃りもないので、かろうじて洗髪だけして眠る。部屋の外では、一晩中、何か怪しい鳥の鳴き声が聞こえていた。外出するときもドアはちゃんと閉めるように指示されていた。庭を闊歩しているヒヒなどが入って来るという。外国に来るとホテルのドアを開けて外に出るときいつも勘違いする。というのは内開きなのに、ついドアを押すクセがついているのだ。これは最後まで治らなかった。翌朝6時頃起床すると、早起きの皆さんは既に散歩していた。そして美しいホロホロ鳥の羽を競うように拾っていた。タイミング良ければホロホロ鳥を目撃できるのだが、わたしは見る機会はなかった。わたしはこの朝かろうじて1本の羽根を拾った。
Bauau
(バウバウの樹)
▼この日はビクトリアフォール周辺の散歩である。出発の2日前に添乗員さんから自宅に電話があって、雨合羽と濡れても良い靴を履いてくるよにという指示があった。越境するのでパスポートを持って出発する。わたしは登山用の雨合羽と、捨てても惜しくない夏用にスニーカーを持参した。最初は鉄橋の上から滝の下を見るが目が眩む程の高さである。さらに滝の水滴で出来ている虹が円形をしている。わたしたちが普通に日本で見る虹は半円月であるが、谷が深いので円形になってしまう。鉄橋からジンバブエ→ボツワナ国境を越えて約1時間歩く、ビデオをご覧になればお分かりになるが霧でびしょ濡れになってしまう。わたしはこのために完全防水の水中撮影ビデオカメラを持参した。とにかく見える所は全て濡れてしまう。この滝はあのリビングストンが「発見」し当時の女王である、ビクトリアノナ前を冠したのである。いわば侵略者の尖兵の役割を果たした訳だが、巨大な彼の銅像が二ヶ所も建っている。日射病除けに白い布を後頭部に着けた姿は旧日本軍のそれとうり二つである。
▼抜け目ない現地の住民は、前の日本人観光客が捨てていった使い捨て100円均一の雨合羽を回収してそれを1ドルくらいで販売していた。(当日のドルは105円だった。)片道1時間で歩くと今度は逆方向の道を渡る。添乗員さんのお話しでは「こちらは濡れない」という話だったが、この日は風の具合なのか、さらに水しぶきは強かった。一人だけ国境警備の兵士の持っている小銃をチラッとみたらロシアのAKのホールディングストックタイプだった。往復約2時間のビクトリアフォールズ散歩を終わってから、マイクロバスにのって、チョベ国立公園へ向かう。途中500m程先にキリンの群れがいるのが目視出来た。自然公園の入り口で、2台の4WDのジープに乗り替える。
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