« 連休中に見たNHKドキュメンタリー2本。 | Main | 券売機カラスは捕まったようだが…。 »

May 09, 2018

◇「タクシー運転手/約束は海を越えて」を見る。

▼4月1日にケープタウンのホテルで投函した葉書。5月」8日に横浜の友人に「今届きました」というメールを貰った。船便だったのだろうか?地球の裏側は随分時間がかかるも
のだ。
▼新宿の某高層ビルの最上階にあるレストランで昼食会があった。都庁から歩いて10分くらいの場所にあり、50階で都内を一望できる。遙か東にはスカイツリーも見えた。大昔、青島都知事の時、新都庁舎が落成するまえ、都民向けに一般公開があり、当選したので行って見た。コンクリートが剥き出しの知事室はトイレまで公開されていた。この日の食事会は、呼び掛け人さんが、わたしの誕生日を勘違いされ、名前入りのケーキまで用意されていたので、驚いた。ちなみに私の誕生日は2月である。スパークリングワインで乾杯し、そのあとロゼワインが出てきた。桜鱒と春野菜添え、鴨肉のコンフィマスタードソースのコース料理をいただいた。普段は時間に追われているので、すきやか吉野家などで昼食を食べることが多いので、胃袋はさぞ、びっくりしたと思う。
Cake
(誕生祝いに頂いたケーキ)
◇「タクシー運転手/約束は海を越えて」1980年の光州民主化事件を扱った映画で、韓国では200万人の人が見たと言おう。80年5月のソウル。しがないタクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は娘がいじめられた、と大家に文句を言いに行くと半年分の家賃が未払いになっていると、逆に言われてしまう。食事をしていると、同業者が「外国人が光州まで往復すれば20万ウォンはらってくれる」と待ち合わせ場所を喋ったので、昼食を途中で止めて先回りする。それは東京に滞在していたドイツ人記者のピーターだった。無事にソウルまで戻って来たら20万ウォンわたすが、とりあえず半金の10万ウォンをうけとる。
▼光州に近づくに従って、次第にきな臭い匂いがしてくる。それは何やら暴動が起きて、軍隊が弾圧してるらしいというのだ。マンソプはそれに恐れをなして、ソウルに帰ろうとするが、ピーターは、約束が違うから、お金を全部返せという。そして車の検問を、うまく抜けて、光州市内に入ることに成功する。そこで見た光景は、全斗煥の独裁政治に反対して立ち上がる、市民や学生の姿だった。徒手で抗議をする市民に、催涙弾や棍棒、それにライフル銃を使って弾圧をする人びと。病院に連れ込まれると、軍隊はそこまで市民を拘束にやってくる。
▼ピーターは弾圧の様子をつぶさに16ミリフィルムカメラに録画し続ける。公安当局はピーターに目をつけて国外に出すまいとする。一方光州市民たちはタクシーのナンバープレートをソウルナンバーから光州ナンバーに付け替えて脱出させようとする。軍隊の検問を潜り抜けてっても、公安当局と軍部は、外国人記者を国外に出すまいと、執拗な追跡を続ける。ピーターは弾圧の様子を撮影したフィルムを持ち出すため、菓子箱の下に隠し、日程を予定より半日繰り上げて見事に日本に脱出する。弾圧の真相を世界の人びとに知らせるため、力を振り絞る韓国の人びと。そしてピーターの勇気がジャーナリストの役割とは何か、見る人に教えてくれる。新宿シネマアートにて上映中。

|

« 連休中に見たNHKドキュメンタリー2本。 | Main | 券売機カラスは捕まったようだが…。 »