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June 24, 2018

◇「ガザの美容室」を見る。

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(初日初回プレゼントでいただいたパレスチナのオリーブ石鹸)
▼金曜日は1週間ぶりに参議院議員会館前に出かけた。Tさんの都合もあり、午後7時には抗議が終了した。4時50分に三脚を立てていると、若い警察官が偵察にやってきた「いつもの抗議ですか?」「そうです」「何時頃まで?」「いつもと同じ頃までです」とお答えする。このくらいだと体の疲れは翌日に残らない。
▼帰宅して東京新聞の夕刊をチェックする。金曜日の夕刊は翌日土曜日から公開される映画のリストとオススメが掲載されている。しかしこの日はめぼしい映画がみつからなかった。それで翌朝まで何にするか決めかねて眠った.と言っても、最近は熟睡できるように、猫ちゃんの点滴を午後11時過ぎにする。色々試行錯誤をした結果。この時間に点滴をすると夜泣きせずに、人間も熟睡することができる。ひと月前に、わたしが風邪で日ほど寝込んだのも,猫の夜泣き対策で真夜中に何度も起床して対応して、すっかり体調を崩してしまったのだ。
▼起床して記憶をチェックする。そうだ渋谷のアップリンクで何かやっていたはずだ。検索すると「ガザの美容室」だという事が分かった。詳細は分からないが、とにかく最低1週間に1本見続けないと締め切り日が迫ってくるので、後が大変である。第三者は映画を見て楽しい商売だと思っている。しかしこの執筆でわたしは生計をたててはいない。むしろ持ちだしである。1本の映画を見るには家を出て帰って来るまで4,5時間は必要になる。
◇「ガザの美容室」ガザにある美容室の内部が舞台だ。時折外では銃の射撃音がしてファタ派とハマス派の小競り合いが行われている。美容室の経営者はロシア人女性で、職員はそのほかに美容師が一人だ。待合室の客には結婚式を控えて準備をしている若い女性、出産を間近にしている女性など約8人である。最初戦闘は散発的である。しかし空にはイスラエルの攻撃型ドローンのブーン、カラカラという音がひっきりなしにする。
▼あるとき締めてあるシャッターが激しく叩かれる。外を見ると、美容助手の別れようとしている夫が、店の外でカラシニコフとメスのライオンを1匹連れて復縁を迫っている。彼女は携帯で「No-」と答えるが言う事を聞かない。狭い美容室に閉じ込められた女性たちは極限状態のなか、怯え、怯えて仕事がはかどらない美容室の経営者や職印に悪態をつく。ロシアからガザにやってきた経営者は温かいところで楽ができるかと,期待し来たが現実は毎日が、このような戦闘状態で身がすくむような毎日で、外の射撃音が高くなるたびに、マニキュアを塗る手も震えている。客の中には女性宗教者もいる、減らず口ばかりたたいてひんしゅくを買う女性もいる。
▼外との通信手段は携帯だけ、射撃音小銃だけから銃機関銃、迫撃砲の音まで聞こえて家が大きく揺さぶられ、いっそう激しくなる。とのとき、くだんのライオンを連れた男が「家に入れてくれ」と頼み込んで来るが…。一種の密室劇で、女性達はお洒落をして、おしゃべりをするという、平凡な日常を送ろうとしている、それがまた彼女たちの抵抗する姿勢でもあるのだ。

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