« 死ぬまでにすべき3つの事柄。 | Main | 連休前の慌ただしさよ。 »

August 10, 2018

「刑事フォイル」からイギリス現代史を学ぶ。

▼3年ほど使っていた、携帯用の外部電池がついに充電出来なくなってしまった。確か3年ほど前に1000円で買った。最近の使用法は、もっぱらツイキャスカメラの充電に使っていた。それが何時間掛けてもフル充電にならない。あきらめが大事である。分解すると普通の単3電池よりも、さらに太い充電池が2本でてきた。これで粗大ゴミとして捨てられる。
▼既に何回か書いているが,「刑事フォイル」は素晴らしい。NHKの再放送も録画して全部見たつもりになっていた。ところがFOXミステリーの再放送を漏れなく録画してみると、かなり断片的に見ていた事がわかる。後半になると、大きなテーマの一つに戦争未亡人がある。もしくは夫が出征中に愛人が出来て,その間に子どもが生まれてしまう事から悲劇が始まる。毎晩2本見ているが、見終えるのは、8月末になりそうだ。一昨日夜見たのは、イギリスの勝利で戦争が終わりそうな雰囲気だ。町にはイギリス国旗の小旗が高値で売られている。その路上のにわか露天商売の旗屋の店の前で殺人事件が起きる。殺害されて人物はロシアのスパイに狙われたらしい。
▼当時、スターリンとチャーチルはヤルタ会談で秘密の取引をした。つまりイギリスにいるロシア兵は全てソ連に無条件で返還させる。ロシアでナチスとドイツに捕虜になったイギリス兵も同様である。しかしイギリスがロシア兵の返還を始めると、スターリンは彼等をナチスの手先として殺害を始める。その情報はイギリスにも伝わり、在イギリスの元ロシア兵を守る組織が作られる。そしてロンドンに「ロシアハウス」なる隠れ家が出来る。フォイルが捜査していくと、逆にロシアスパイから命を狙われる。このへんを見ていると、現実にイギリスで起きている、元ロシアスパイの神経剤による、暗殺未遂事件も実際ありそうな話に見えてくる。その回は労働党候補者が出て来て、町中で市民に支持を訴える。当然ホイルにも…。最後の場面は労働党が勝利してチャーチルが負けたというシーンで終わる。
▼わたしはここで思った。友人が昨年貸してくれたDVDの事を思いだした。要するにチャーチルの独善的とも言える手法が国民によって完全に否定されたのだ。そして労働党の方針、国民の医療費を無料にする。産業構造の画期的な転換。ドラマとドキュメンタリーを合体させて見ると,イギリス近代史も見えてくる。

|

« 死ぬまでにすべき3つの事柄。 | Main | 連休前の慌ただしさよ。 »