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September 06, 2018

北海道大地震で泊原発は大丈夫か?

▼毎朝午前5時のNHKラジオのスイッチを入れる。今朝は何か様子がおかしい。北海道で規模の大きな地震が起きたらしい。家族は泊原発のニュースを聞き,「場所はどの辺か?」と聞くので,「岩内の近くだ」と答える。放送では「泊原発は燃料棒を冷やすプールが電力落ちて,冷却できなくなり、自家発電を使ってモーターを動かしているという。さらに近くのモニタリングポストの値は通常通りで変化がないと付け加える。しかし昼のニュースを聞くと20km以内と30km以内のモニタリングポストは電源が落ちて放射能の値が調べられない状態になっていたとい。という事は朝の「異常なし」はNHKが直接調べたのではなく、NHK記者が泊原発に電話して聞いただけなのだ。こういうインチキがまかり通っているのだ。
▼昨日午1時から都庁記者クラブで、「築地女将さん会の記者会見」があった。報道機関関係者様と直接PCメールをいただいたので、出席する。時間は約50分だった。その後午後5時から、神田の日本原電本社前で「東海第二再稼働反対」の月例抗議がある。続いて6時半から新橋の東電本店前に移動して第60回目の抗議に参加した。ツイキャスとビデオの両方を使って中継と録画をしている。参加するとチラシは50枚くらいいただく。しかし困るのはカンパのお願い、チケット、グッズを買ってくれというお願いが次々来ることだ。私など毎週3000円くらいの交通費が掛かっているので、それをひねり出すのも結構大変で、そのほかにおカネはだせない。その時は、後でという事にしている。しかしツイキャスの視聴者の減っている。他の中継をチェックすると、かつて反原発に熱中していた方々は、最早別の事に夢中になっているようだ。果たしてそれで良いのだろうか?やはり身の回り5m以内の事にしか興味はないのだろうか?東電前で抗議し、発言している人の声を聞く度にそう思う。日音協の故郷を追われて帰れない人。被爆労働をさせられ、ピンハネされている人。東京の借り上げ住宅から追い出されようとしている人の声。はたまたトリチウム汚染水問題。原賠法改正問題など山積みになっている。ご自宅から一歩も出ない人は、何とか形になる応援をしていただきたい。と言うわけで昨日は長時間たちっぱなしだったので、明け方左足が吊れた。
◇「カメラを止めるな」通称『カメ止め』は6月23日にわずか2館からスタートした。わたしは公開前にチラシを一枚貰ったが、はっきり言ってあまり行く気持ちにはなれなかった。しかし300万円という低予算映画ながらSNSを中心とした口コミで注目度が急上昇した。そして今現在220館以上で公開中で、興行収入16億円超えを達成している。
▼ところが映画『ワンカット・オブ・ザ・デッド』が終了すると同時に、本編の『カメラを止めるな!』が幕を開ける。この映画、B級ホラーの撮影事情を描いた内幕ものだったのだ。お人よしなで気が弱い監督に無理難題を吹っかけるプロデューサー。それに「硬水は下痢するからダメだ」とか、急にトイレに行きたい等と超わがままな俳優、俳優が撮影に来る途中事故を起こしたりで、ストーリ通りに進まない。それで撮影になかなか集中できずにいるスタッフたち.監督と見学に来ていたその妻は事故に巻き込まれた俳優の身代わりを演じる事になる。
▼後半の本編ではアル中や便秘で悩んで演技している裏話や,苦し紛れに演出を変えていく撮影の舞台裏が次々と明かされていく。撮影現場で起きるハプニングは俳優とカメラマン助手らが、数々にカバーして切り抜ける。最後は上空から撮影するクレーンが故障してしまう。そこでスタッフ一同,機転を利かせ人間ピラミッドを造ってクレーンカメラを創って完成させる。大笑いしながらも、視聴後はすぐに忘れ去られそうなB級ホラーを健気に作っている人々の映画を愛する気持ちが伝わってくる。飛び入りの監督とその妻と娘の家族藍が思わぬ感動を呼ぶ。

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