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September 17, 2018

NHKBS1「在宅死。死に際の医療」を見て考えた。

▼昨日午前9時NHKBS1で「在宅死。死に際の医療」が放映された。ご本人、ご家族の許可を得て,息を引き取る瞬間まで克明に記録されていた。今国は予算を他に回すため「在宅介護」を推奨している。しかし本当に自宅で看取ることができるのか?妻を夫が、その逆。父を全盲の娘さんが介護している例がでていた。寝返りがで出来ず褥瘡が出来たり、風呂にも入れない例が沢山出てくる。夫は「お金がない」」と在宅ケアを拒んで、妻を風呂にも入れる事ができない。そんな中「看取り」の専門医が登場する。その一人が森鴎外のお孫さんだった。彼はもう80歳を超えているが、看護師さんと二人で車に乗って往診をしている。相手や介護している人の自尊心を傷つけないように話を聴いて、幾つかの選択肢の中から、良い物を選ばせる。あるときは「もう明日にも死ぬ」患者のために,電話で牧師さんを呼んで「最後の洗礼」をさせるなど実にきめ細かい。
▼昨晩樹木希林さんの死亡はネットのニュースで配信されて知った.全身ガンを公表した彼女の作品で一番印象に残っているのは,今年公開された「モリのいる場所」だった。年齢をお聞きするとわたしの余命も、あと僅かと言う事になる.友人の中には永遠の寿命をもっているかのように生活している,羨ましい人もいる。そういう人には「人生の整理術」という本を一読する事をオススメする。荷物は出来るだけ少なくする.介護施設に入所して持って行けるのはみかん箱一つだ。使わない不動産はすぐに売って現金化する。介護施設の使用料は物納ではない、カネだ。70過ぎたら車は止める。自分は絶対事故を起こさないなど過信してはいけない。行動範囲は歩いて行ける範囲に絞る。移動する時間は他に使った方が良い。311の時車で逃げた人たちが津波の引き潮の逆らってブレーキランプが一斉に光ったが、飲み込まれていく風景が今でも印象に残っている。こうなると車=(イコール)棺桶である。
▼昨日は新宿武蔵野館に「リグレッション」を見に行った。1980年代アメリカで黒魔術というカルト宗教が流行った。恐怖とパニックに人間の心がもろくも壊れていくというサスペンス。イーサン・ホークが正義感溢れる刑事を熱演している。世の中に絶対という物はない。絶対を装っているだけだ。それはカルト集団だけではなく。一部のカルト政党にも散見される。

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