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December 16, 2018

施設に入所したとき読める新聞は?

▼昨日岩波ホールの「葡萄畑に帰ろう」の初日だったので、出かけた。わたしは10時50分頃到着して、61番目のチケットを貰った。いつも前から3列目の中央に座ることにしている。しかしわたしがその回の最終入場者に近かった。初日なので支配人岩波女史のお言葉がある。だが話しているうちの前作の「ガンジス川」と混同している部分が出てくる。それは最後荷ご本人も謝っていた。若者はゼロに近かった。このジョージアが舞台の作品はあまり分かりやすいとは言えない。映画が終わって出口のところに岩波女史が立っていて、ご挨拶をなさっていた。知人らしき人が[わかりにくい」と、声を掛けていたが、ご本人は「そうかしら」とお答えになっていた。
▼故郷を捨てて国の大臣になった男性は,ふとしたことで失脚してしまう。夫は帰省しようとするが、妻は納得いかないので家に立てこもる。すると特殊部隊が来て排除されてしまう。一度握った権力に執着するのは、どこの国も同じだと、言いたいのだろう。これ以上は,期待している人に失礼だから書かない。映画の作りがいかにも絵に描いた教育風である。もちろん10本に1,2本は面白い作品もある。若い人が行って見ようという仕組みを作らないと、何とか「エ」シネマクラブ、を作っただけでは観客は増えないと思う。現実の世界とのずれを感じた。
▼最近映画を1本みただけでぐったり疲れてしまう。店を2つ3つみただけで帰宅する。いま溜まってしまった「週刊金曜日」を読んでいる。そういえば義姉の友人が横浜のほうにある、看護師が常駐する入所金数千万円の介護施設に入っていた。さらに月々20万円くらい払っていたらしい。あるとき見舞いに行った人が「もう本やCDなどはいらないから,持って行ってくれ」と言われたという。わたしは再度行く機会を狙っていたが、連絡jがつかなくなってしまった。そとから面会に行こうとしても,プライバシーに関わる事はお教え出来ないと言う事だった。おそらくお亡くなりになったか、別の重篤な人の入る施設に行ってしまったのだろうと、推測している。
▼その彼女が入所してから,「某政党機関紙を定期的に読みたい」と言ったら「政党と宗教の新聞はダメだ」と断られたという。それで彼女は仕方なく「週刊金曜日」だけ購読していたという。施設に入所したい人は最終的にそうなってしまうのだ。蜜柑箱一つに入る私物だ。着替えや着衣が殆ど、あとは文庫本数冊に数枚の記念写真。わたしは[万葉集」と、写真は0才のとき祖父母と両親、叔父叔母と揃って撮影した写真が一枚と、今の家族の写真1枚があれば良いと思っている。

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