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January 29, 2019

南米移住も棄民政策の一端ではなかったのか?

▼家の中で仕事の銀行カードを紛失してしまった。いくら探しても見つからないので、やむを得ず紛失届けを出して再発行の手続きを取った。しかしこれが意外に面倒だった。仕事のカードなので、自分がそこの責任者であることを証明するのに時間がかかったがOKがでた。月末の支払いがあるので、遅滞は許されない。
▼従前、わたしは10年前に南米を旅した。まずヒューストンでトランジットがあり、南米行きは本数が少ないためか空港でやることもなく、5時間ほどまたされた。次はリオデジャネイロここで3泊して、次はイグアスなのだが、途中クリチーバで止まる。だがここで降りてはならないと、ブラジルの案内人から云われる。今回はそのクリチーバが舞台である。ある人はここが自分の新天地だと思って、ガーリックの栽培を始めた。アルゼンチンは牛肉の産地なので、ガーリックは必需品であると考えたからだ。それは大当たりした。しかし暫くしてブラジルは、ガーリックの輸入を認める。すると中国などから安いガーリックが沢山入って来て栽培は商売にならなくなった。それに卵大の雹が降ってきて、彼のガーリック畑は全滅してしまった。農家は生産物がなければ、食べる事が出来ない。しかたなく畑をすてて街に出てくる。とにかく食べる物がない。あるいは政府の猫の目の様に政策がクルクル変わるのはとても付いていけない、とこぼす。これと同じ事が日本で起こらない保証はない。わたしが行った時は上空から大豆畑のようなものが一面に広がっていた。
▼他の人は不眠不休で農業で大金を稼いだのを見て銀行が「投資信託をしないか」と持ちかけ、持ち金を殆ど銀行に預託する。だがしかし預けた証書がなくなってしまう。銀行に問い合わせる「火災で書類は一切合切燃えてしまい。信託を受けた証拠は何も残っていない」とシラを切る。その人物は「裁判に訴えてやる」と息巻くが銀行は「勝てると思うか?」と逆に脅しにかかる。50年たって日本に引き上げて来た人。現地で子孫を残し身内に囲まれて余生を過ごす人たち。この南米移住も、日本政府の棄民政策のひとつに見えてしかたなかった。『鍵盤乱麻』トップ面の写真を入れ替えました。

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