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January 15, 2019

◇「未来を乗り換えた男」を見る。

▼昨日は次の締め切りに備えて、銀座ヒューマントラストまで映画を見に行った。1本仕上げると次の原稿をかくために映画館にむかう。しかし執筆してる新聞の読者の反応が、この1年間ゼロ。かつては執筆者に会たい連絡が来て隣りの駅の居酒屋で飲んだこともあった。また執筆文が紹介されると「推薦の映画を見に行って来た。とても良かった」というメールが来たこともあった。しかし今は編集協力者のどなたも見に行った気配がない。編集責任者も映画のタイトルを何度も聞き返してくる。紹介される80%は既に新聞に大々的に紹介されているので、映画のタイトルをご存じないという事は新聞の映画欄もご覧になっていないのだろう。こんな感じなのに、土日の休日を返上して見に行って書く価値があるのか,最近は疑問を持ち始めた。もうわたしとしては、全面的にテレビ感想に切り替えた方が良いと思っている。
▼もう読者の層が高齢化して映画館に行く気力も体力もなくなっているのだろう。投稿蘭を見てもがっかりするような物が多い。「沖縄ではデニーさんが勝利して一条の光が差し込んで来た」???沖縄では草の根保守の
巻き返しが激しく「米軍基地の可否を問う選挙」すらできないところが増えつつある。現実を直視しないで、自分の都合の良いように理解して満足しているお年寄りが多いのだろう。
▼ここでははっきり書けないが、沖縄の辺野古の戦いでは、基地建設をしようとする門の前で座り込んで、土砂の搬出を阻止しようとしている人たちがいる。もう一方ではカヌーにのって直接阻止活動をしている人たちがいる。高江のlヘリパット建設の時は書くことはできないがゲリラ戦のような建設阻止活動をしている人たちもいた。こういう戦いに目を瞑って自分の都合だけで、「勝った勝った」と想っているのは、しあわせなことである。どうしたらそういう活動に参加できるか、お知りになりたい方は,ご一報いただければ参加方法、と連絡方法はお教えする。ただし万一に備えて自力で最低でも1kmくらいは泳げる体力は必要である。要するに世の中を変えようとする気力と体力があるか、という事だ。何度も云うがコタツに潜っているだけでは「絶対」世の中は変わらない。
▼銀座で見たのは「未来を乗り換えた男」という作品である。原作はナチスの占領が迫るパリからの「トランジット」という脱出劇だが、映画は場所を難民が溢れるマルセイユという設定に変えてある。原作者はアンナ・ゼーガース。彼女は共産党員だったが、ナチスの迫害から逃れてマルセイユに来た。その体験が元になっている。もう最後は嗚咽する程素晴らしい。しかし善悪、白黒がはっきりした映画ではなく、心理劇なので、初心者向けではない。寝てしまう可能性が高い。映画を見始めて1時40分頃。わたしの座っている椅子の背中を蹴るヤツがいる。振り返ったが、誰なのか分からない。夜になって埼玉が震源地の地震が原因だったことが判明した。

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