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April 17, 2019

日本の消費税を28%にせよ?

▼NHKBSで3年前に放送された「明智小五郎シリーズ」が再放送されたので、録画して見た。それは「審理試験」で小金持ちの老人を殺害した容疑で逮捕された事件の容疑者を明智らが取り調べる。しかし試験の答えがあまりにも完璧なので、疑問をもちそのアリバイを崩すという内容だった。その番組のイントロに出てくる曲が欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)が70年代に歌った「恋の十字路」だったので懐かしく聴いた。エンディングも同じ曲だった。たしか作詞は堤恭平だった。

▼さて昨日のツイッターに書いた「日本は消費税最大26%まで引き上げ必要」OECD(経済協力開発機構)が報告書で提言|ニフティニュース である。一つはアメリカや欧州は景気が上向きではない。だから日本のカネをつぎ込ませようとしていること。二つは日本は何をしても抵抗運道が盛り上がらない。現場で抗議している人よりツイキャスで画面を触っている人の方が圧倒的に多い。つまり「どうせ抗議なんぞ盛り上がらない。日本政府がたおされることなどない」となめられているのだ。

▼最近読んだ本が写真でご紹介した「フランス植民地主義と歴史認識」(平野千果子著)岩波書店 3500円 350頁。本書は簡単に言うと、詳しくは筆者のメルマガに書いている)どうか一週間程度で読めるから自力で読んで頂きたい。簡単に言えばフランスがドイツに占領されていたとき、親対独政権が出来た。そのとき臨時政府はユダヤ人の逮捕殺害に力を貸した。それが犯罪になるかどうかから始まっている。道義的道徳的責任に問われるかどうか?だ。

▼さらに植民地で軍人が行った殺戮、拷問はどうなのかに踏み込む。軍人らは結果として命令されたやったから責任はない、とすべて「恩赦」になってしまう。フランスは戦後アフリカをどうするか研究する。植民地のインフラを整えて収奪しても割に合わないのではないか、という結論に達する。フランスの名画と呼ばれるものは殆どインドシナ半島の戦争を扱っている。しかもその「英雄」たちだ。「死刑台のエレベーター」「シベールの日曜日」。他に「サンースーシーの女」「離愁」だけナチス占領下の話だ。

▼その後考えられたのが緩やかな共同体にしてしまおうという「ユーラフリカ」構想である。しかし自由にするとアメリカが進出してくると恐れ、中止になってしまう。やはり人の行き来を自由にして、経済の重要な部分は手放さないという現在の方式で固定化する。だがもの作りが得意な国ではないので、矛盾は続出している。その餌食にされようとしているのが、日本というわけさ。お上の言いなりNHK報道だけを信じて抵抗運動がおこらないからね。ノートルダムが焼け落ちる前に「キリストの何か」を持ち出して喜んで射る国だよ。日本で言えば聖徳太子の草履でも見つかったレベルだ。

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