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August 09, 2019

NHKBS「チャーチルの核戦略」を見る。

▼1月に放送された作品を再放送でみた。ドイツに攻撃されている、イギリスはヒトラーが「核兵器」を開発することを最も恐れていた。イギリス独自で開発しようとしたが、土地が狭く、ドイツの攻撃対象をされやすい。さらに研究者も不足していた。そこでルーズベルトに密かに相談を持ちかける。その結果OKがでる。アメリカならばドイツに攻撃される心配はない。それでネバダの近くに施設を作り。両国の研究者が集められる。一番問題になったのは核の小型化と起爆装置だった。

▼ドイツも独自に開発を進め、テレマークに重水装置を完成させる。だがそれを知った連合軍に施設は破壊される。映画「テレマークの要塞」というのがあった。イギリスとアメリカの蜜月関係は長く続かなかった。アメリカが「核を独占したくて」情報の隠匿を始めたのだ。それもチャーチルがアメリカまで行って撤回させ、「協定書」に署名させる。その中の3つ目「原発投下をする場合、両国の合意に基づく」というのがあった。つまり日本への投下もチャーチルは知っていたのだ。

▼ソ連も原発を欲していた。それはスパイを使った。そのスパイの選択も従兄弟に共産主義のシンパがいる男性を使い。スパイしてソ連が原爆を持つことが「正しい」という考えに立っていた。とすると、長い間ソ連の原爆スパイと言われ、電気椅子で死刑にされたローゼンバーグ夫妻は何だったのか?疑問は残る。

▼ともあれ、チャーチルの核戦略とルーズベルトやスターリンとの息詰まる駆け引きが伝わってくる。米ソの情報戦。核を国際管理し、あくまでも先進国だけで核をようという夢に狂奔するイギリス。米・ソのおぞましさは現在にも続いている。それに比べ、日本の都市が核兵器の脅威に晒されているのも知らない日本。それを知らずに対日戦の準備を進めるソ連に和平交渉の仲介を依頼するノーテンキな日本。情報を収集する努力さえ考えない。皇居の防空壕に政府要人を集めて会議をせず、情報をきちんと集めて分析して、あと1か月降伏が早ければ原爆は投下されなくても済んだかも知れない。

▼チャーチルのは、「では何故神はこの技術を与えたのか?」という言葉を残した。しかしこれは責任転嫁の逃げ口上だ。この言葉は、単なる脅迫症による戦争性善説者である。後進国を征服し、権力誇示のために悪業を重ねていた。これはもう、ヒトラーと何ら変わらない。ソ連が対日参戦について米英國も了解しており、原発開発も推進していたのだ。まあ、チャーチルも単なる強欲主義者で大した人物ではないことが分かる。

▼今朝のNHKによれば、月間「文藝春秋」で管が小泉を閣僚に入れる事を視野に入れている。将来首相になっても構わないと書いているらしい。この自民党の「自浄能力」は素晴らしとおもう。それに引き替え某野党は昨晩中野区で賑々しく「結党80周年記念集会」を開いている。選挙で20年間、何度負けてもトップは交代しない。政策に目新しい事ゼロ。相変わらず全野党共闘の目指しているらしい。防衛政策は一向に変えようとしない。新しい宣伝方法も何も考えず、旧来以前たる。ビラ配布と電話だけ。もっとも遅れたお人好し野党に成り下がってしまったようだ。

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