NHKラジオ内橋克人さんの言葉
▼NHKラジオ今朝6時50分頃の経済展望は、内橋克人さんだった。簡単に言えば、アメリカはかつて日本に対して自動車輸出など、個別問題で日本と交渉してきた。しかし日本の経済構造を変えない限り、アメリカに有利な状態にはならない、ということが、現在の日米経済交渉のねらいである、と指摘していた。日米FTAなどもまさに、それを地でいっているのだ。
▼わたしの購読している某新聞の朝刊トップにジャーナリストの青木理さんが日韓問題について書いている。日本政府やわたしたちが常に念頭に置くべきは歴史的認識問題だ。かつて日本は朝鮮半島を植民地支配し、どれほどの苦痛を与えてしまったか、とてつもない被害を強いたのは歴史的事実であり、日本がそれを反省する立場にたつのが、問題解決の基本的な土台である。
▼まさにその通り。青木氏はわたしの出身高校の後輩でもある。
▼図書館で映画に出てきた新日本出版社の瀬長亀次郎氏の著書を探したが、絶版になっていた。その代わりでてきたのは「沖縄の心」瀬長亀次郎回想録(新日本出版社刊)だった。地元「沖縄タイムス」に1990年3月から10月まで、100回にわたって連載されたものである。本書の最初の場面は、映画と同じ国会での佐藤栄作との対決から始まる。映画では分からなかった、戦前鹿児島大学にいた頃の人間関係が分かって来る。
▼世界を旅する仕事をしている友人から昨日ラインで写真が送られて来た。モンサンミシェル前と、ルーアンにあるノートルダムのプロジェクションマッピングである。カラフルで美しい。
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