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January 20, 2020

「テロを未然に防ぐ小さな勇気」パンフでわたしも考えた。

▼昨日家族が道路を歩いていたら、警察官から「地震対策と防災対策」のパンフレットと「テロを未然に防ぐ小さな勇気」というパンフレット一式を貰って来たので読んだ。問題は3番目のパンフだ。「不審者とは?」には9つの項目がある。1)同じ場所を行ったり来たりするなど不自然な行動をしている2)場所、気候にそぐわない格好をしている。3)服の下に何かを隠しているなど、見た目や動作が不自然である。4)見かけない人が施設の周辺でメモや録音をしたり、写真やビデオ撮影をしている。5)防犯カメラの向きや、警備員の様子などを確認している。6)近所の住民と目を合わせない.顔を隠している。7)家庭ゴミに大量の薬品ビンなどを捨てている。8)レンタカーや普段見ない車両が長時間駐車している。いずれも1960年代のそれで、古くさいな。最後に*上記の特徴は例示であり、これに限定するものではありません。と書いてある。こんなことでオリンピックのテロ対策は大丈夫なのだろうか?

▼土曜日はクリント・イーストウッドの最新昨「リチャード・ジュエル」を見た。この作品はアトランタ・オリンピックの時、競技場の近くで爆発事件が起き、2人の死者がでた事件が。そのとき警察に通報した民間警備員の男性が「犯人」にでっち上げられるので。新聞社の女性記者がFBIの捜査官と親しく、リークされた情報で一報を書く。上司も心配して「大丈夫か?」と聞くが「信頼出来る筋からの情報だ」と言って特報にする。

▼情報は一人歩きし、ジュエルの家のまわりにはバ○メディアのバ○記者が十重二十重を24時間取り巻く。詳細は映画を見て頂きたいが、一報の誤報が一人歩きし、ジュエルはFBIの誘導尋問にかかってしまう。頼んだ弁護士と助手は爆発物の入ったリュックを発見してから電話ボックスまでの時間を実際あるいて計測してジュエルは犯人ではないと確信する。要するにFBIは冤罪をつくるのだ。

▼先日CATVの「日本映画専門チャンネル」で「名張毒葡萄酒事件」で放映していた。ドラマの導入部分は山本太郎が容疑者役だった。後半刑務所に入ってからは仲代達矢が容疑者役である。わたしはこの中京TVの作品は、ポルポレ東中野見ている。映画と違って容疑者は病気になっても刑務所から出されず、手錠をつけられたままで八王子の医療刑務所で収監され、そこで命を終える。最後に棺桶に入った遺体も映し出された。

▼映画が終わって仲代はインタビューで「亡くなった妻の父親は裁判官でした。その話によると自分の先輩の裁判官が出した判決をひっくり返すのは、不可能に近い」と言っていた言葉は重かった。要するに裁判官でも「先輩の顔に泥を塗るような行為」は許されないと言う事だった。

▼国家権力というのは、はっきりクロと分かっている代議士には手錠を掛けず、弱い民間人には素早く手錠を掛けることを堂々とやるのだ。

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