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May 31, 2020

締め切りに迫られてシネマの原稿を書き上げる。

▼木曜日地下鉄で永田町まで行く時、車内を見ると「亀谷万年堂」の新しい商品のCMが出ていた。大昔「ナボナはお菓子のホームラン王です」と王貞治さんがやった会社だ。懐かしくもあったが「ナボナ」という名前はすぐには出てこなかった。実は王さんの実家のラーメン屋さんは今は閉店しているが、わたしの住まいからバスで一駅、10分足らずの場所にある。王さんが練習で活躍した野球場も近くにある。区営の体育館にも王さんの記念品が展示されている。

▼金曜日はかなり神経をすり減らす仕事があった。最終点検まで神経がもちそうになかったので、それは翌日にした。土曜日は「シネマ」の原稿締め切りが控えていた。前日編集長からメールがあったので、「金曜午前中に送る」と返事をしておいた。しかし準備はあまりできていなかった。1本は「アイアム・サム」にしていた。これはすでにビデオを見終えていた。しかしもう一本は決まっていない。新しいビデオも数本お借りしていたが、みて自分の感覚に入ってこなかった。それより数日前にケーブルTVでやったドイツ映画「ブレイブ・ゲーム」の方がぴったりした。ドイツの諜報機関がアメリカの対テロ戦争に協力してドローンを使った、戦争に協力している。イスラム国に武器も提供しているという話である。昼までにビデオや録画を5本くらい見たが、それにした。

▼それを送信終るとグッタリする。家族はわたしのことを最近疲れ気味である。体力が落ちている。夕食後ランニングをして来たらどうか、と言われる。コロナ騒ぎになってから歩数はかなり減っている。間食を止めるか、腹筋強化を再開しなければまずい。シネマの執筆が終って夕方、前日の仕事の最終チェックに入った。これは頭を切り替えていたので1時間余で終わり、得意先にメールで送る。

▼夜は先週放送され録画した「飢餓海峡」を見る。何度見ても新しい発見がある。函館署の刑事は伴順三郎、セントハリス教会はまだ畑の中に立っている。彼が捜査のため上京すると都内は片山内閣打倒というデモが行動している。左幸子は亀戸の売春宿に住んでおり、女将の沢村貞子に世話になっており、毎年2月の「嘘替え神事」に参加しており、左は嘘鳥をもうすでに6体所持している。ラジオで流れている、流行歌は「星の流れに」だった。しかしラストシーンは三国廉太郎が連絡船から。20年前、手漕ぎの小型魚船で2人の網走刑務所から出所し労務者んを殺害した現場で献花をするとして手錠を外させ、献花とみせかけ投身自殺してしまう。しかしこんな話はあり得ない。というのはわたしが傍聴した裁判所の実例では、被告は軽微でたんなる敷地侵入罪だったのに、法廷内でも被告は手錠に腰縄をつけたままだった。手錠を外すなど「御伽噺」の世界である。

▼きょうは1カ月半ぶりに図書館から本を貸しだすというので行ってきた。ついでにスイカをひと月ぶりにチャージしてきた。届いた本は内田樹「生きずらさについて考える」「父さんはどうしてヒトラーに投票したの?」の2冊であります。

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