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July 24, 2020

NHKのALS患者さんの薬物投与事件報道に思う。

▼昨日午後7時のNHKニュースを見て唖然とした。さっそくツイッターに自分の意見を書いたら20人ほどの方々がわたしの意見に賛成する立場でリツイートして下さった。私の立場を明らかにするため、考え方を書いておく。午後5~6時は民間放送各社のトップニュースはみな、コロナウィルス患者が東京で300人近くになった、だった。ところがNHKはいきなりALS患者さんの嘱託殺人事件である。ALSとは筋萎縮症患者さんの事である。簡単に言うと次第に筋肉の力がなくなってやがて自分で呼吸もできなくなって死に至る。最後になると自分の意思で何もできなくなる。わたしはドキュメンタリー映画の中でしか知らない。一つは外国映画で母親がALSで薬物投与による死を望み、サインしてからの息子との葛藤が描かれていた。もう一つはALSの患者である日本人がスイスに行って投与をしてもらう。姉妹3人で病院(施設)に行って意思を確認してもらう。簡単な最期の小旅行をして施設に入る。施設では薬物投与から死に至るまでのビデオ撮影を義務付けられており、警察に提出しなければならない。すべてが終った遺体は荼毘に付す。しかし遺灰は日本に持ち帰れないので、どこかの海岸に流骨する場面で終っていた。

▼たしかに本の法律の理解では嘱託殺人になるのかも知れない。だが自分の存在が理解できなくなり、ベッドでのたうち回ることが人間らしい死に方なのか?法律解釈論だけで人間の人生は片づけられない。コロナの検査が一向に進まないのも、厚労省の医官で官僚の反対があるからだと報じられている。つまり戦前から続けられていた、らい病の強制収容や断種で国は訴えられた、PCR検査の注射をして陽性の人を強制収容した場合、ア同じ事件に発展して厚労省が訴えられないか、という躊躇があると言われている。今の日本製のALSに対する考え方は「苦痛をどうやって和らげるか」という態度から一歩引いている。患者さんの苦痛をどう和らげるかという論議がまったくされていない。しかも今回の薬物投与にかかわった二人のうち一人は元厚労省の職員だったと報道されれいる。何か厚労省が警視庁に手をまわして世論操作をしているように思えてならない。

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