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August 19, 2020

盆の間に見たTVドキュメンタリー等の感想。

▼猛暑が続く。日差しが強いときはなるべく室内の仕事をするようにしている。昨日のモーニングバードを見ていたら、火曜日のコメンテーター、青木理さんは「ぼくも実家に帰省しようと思ったが、近所で帰省したら石を投げられた、という噂を聞いたので、帰るのは止めた」とコメントしていたのには、笑ってしまった。わたしの実家、青木さんと違って市街地ではなく、田んぼのなかなので、100mくらいの遠投が出来ないと、敷地には入らない。お盆の最中に薬が一種類不足してしまった。私がのんでいるのは3種類の薬である。朝3種類、夜1種類だけ。これを昔、東大生協で買った、ピルケースに入れて元歩く。カンボジア旅行の時から常にこのピルケースを持参した。先週の日、月にケミファを飲むことができなかった。それで昨日やむなく火曜日にいつものクリニックに出かけた。しかしクリニックも休み明けということもあり、物凄く患者が待っていた。だが1時間我慢したら順番が来た。通常、医者は問診と腰痛緩和のビタミンB1を打つだけだ。

▼このお盆の間に見たTV番組で印象に残った番組をいくつかご紹介する。1番目。アメリカ軍の九州上陸作戦をしようとしていたことが分かった。さらに原爆は9個作って投下の準備をしていた。アメリカ軍は九州を絨毯爆撃し、動くものはすべて機関銃や爆弾で破壊した。そのため多くの子どもや民間人も犠牲になった。アメリカ軍は日本人の「一斉に天皇陛下万歳」と呼応し、なぎなたや銃剣の刺突訓練を恐れた。つまり同調圧力を破壊する方法を研究していた。2番目、日本軍の原爆作成計画。日本軍部は物理学者に「まだか、まだか」とせっついた。しかし日本の学者は日本では純度の高いウランは取れないことが分かって、軍部の言うことは聞かなかった。その代り京都大学内にcyclotron(さいくろとろん)を作った。しかしアメリカ軍はそれを聞き出して、サイクロトロンは細かく破砕してしまう。それどころか研究者が研究過程や、結果を記載したノート20冊まで押収していった。学者たちは抗議したが受け入れられなかった。おそらくこれはソ連や中国の核開発の資料になることを恐れたものだろう。3番目はアウシュヴィッツで発見された,ビンや空き缶に詰めて隠された、ユダヤ人を監視して、ガス室に導いた特殊部隊に所属していた(いわばカポのような人々が戦後発見してほしいと書いた残酷な実態だった。ユダヤ人を殺さなければ自分も殺されてしまう。ある時ガス室に向かう8歳の少女に「あなたもユダヤ人でしょう。自分だけ助かって恥ずかしくないの」となじられる。

▼あとはアルゼンチン生まれの名ピアニスト、マルタアルゲリッチの生涯というか生き様。アルゲリッチのCDは一枚だけ持っている。場面はショパンの名曲から始まった。彼女は若い頃からむらっけがあり、昔日本に演奏できたとき、夫だったか恋人との間の痴話げんかで、演奏をキャンセルして帰国してしまったことがあった。演奏もあったが、彼女の自分の生き方と二人のむすめたち、それと夫との関係が丁寧に描かれていた。

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