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August 12, 2020

NHKBSでナオミ・クラインの「グリーン、ニューディール」政策を見る。

▼昨晩のNHKBS「ナオミ・クライン」は良かった。ご自身がイラク戦争で見聞きした、軍主導の「市場経済」実施作戦が失敗した実例をもとに分析していた。つまりイラクの経済を破壊して、アメリカの資本が乗り込む。それはチェイニーのハリー・バートンなどが良い例だったと思う。う国のカネを使って戦争をし、イラクという国を全面的に破壊する。しかる後に自分の会社を使ってイラクを再支配する方法だった。しかし破壊した経済は立ち直らなかった、このような仕組みをナオミ・クラインは「ショックドクトリン」と名付けた。

▼彼女はニューヨークに住んでいて、息子さんもこのコロナでリモート授業が始まった。しかしNY市長がやろうとしているのは、Googleのトップやマイクロソフトのトップを中心に据えた、生徒に言うことを聞かせるリモート教育である。教育で大切なのは教師と生徒のふれあいから来る信頼関係の構築である。いま彼らがやろうとしているリモート教育とは、「トップの言いなりになる生徒」を作る事である。ナオミはひと事で言えば「グリーン・ニューディール」である。化石燃料に依存することなく、今ある自然エネルギーをうまく使って世の中を動かす考え方だ。

▼実は月曜夜のNHKBSで「銃・病原菌・鉄」のジャッジ・ダイヤモンドが出演して「コロナ危機。未来の選択」という番組があった。ここで彼はチリ沖にある「モアイ」がなぜ資源がなくなって滅びたかは、今の地球の近未来の姿」だと表現した。つまり今の地球上の資源の水、樹木、土はあと30年で枯渇する。そうしたら人間は滅亡するしかない。その時になって人間はなんというだろうか?

▼結果としてナオミ・クラインもジャッジ・ダイヤモンドも同じことを言っていた。昨晩の番組では「新自由主義」の語源の解説がひと事で出て来たが、録画した方はもう一度2本見直した方が良い。明日はイギリスの経済学者が話すことになっている。

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