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August 11, 2020

連休中の出来事

▼猛暑である。わたしが仕事をする部屋にはエアコンはあるが、作動せず空気をかき混ぜるだけだ。夏になる前に修理をしようか?買い替えようかと迷っているうちに、夏本番になってしまった。エアコンの電源コードをつないで電源スイッチを入れてみたが、風をかき回すだけなので、運転は止めた。そのかわり家族が空気をかき混ぜるサーキュレーターを買ってあったので、それで空気をかき混ぜている。卓上ファンもあるが、これは気休めにしかならない。サーキュレーターは首は振るし、速度も調整できる。今年の後1か月はこれで我慢しようと思っている。どうしても我慢できなければ居間に行けばよい。幸い図書館も8月6日から全面立ち入り許可になった。と言っても一人の時間制限があり、1時間までである。

▼コロナ警報が出た時、図書館は一斉に立ち入り禁止になってしまった。最初は返却だけできた。しかし日本の高齢者にとって図書館は、休憩場にもなっている、つまり平日の9時開館時間には高齢者が押し寄せ、図書館が開くのを待っている。そして新聞置き場、雑誌置き場に駆け付け午前中はそこでくつろぎ、情報交換をしている。だから最近公開されたアメリカ映画「パブリック、図書館の奇跡」のような避難場所にもなっているのだ。だからその人たちにとって3ヵ月は行く場所もなく辛かったと思う。わたしの場合座席をネット予約してPCを持参すれば原稿を書く場所にもなる。wifiは使えるが、たった1時間ではまとまった原稿は書けない。

▼昨日連休の最終日はNHKBSで「穂高を愛した男、富田八郎・命の映像記録」を2時間見ていた。厳寒の穂高の動画を撮影するだけでなく、穂高の遭難救助隊にも積極的に参加していた。家族3人を家に残して1年の半年は穂高山荘を拠点に撮影をしていた。しかし親しい友人が二人遭難で死亡し、ご自分も次の仕事でカヌーに乗る必要があり、北海道でその訓練をしているとき、死亡してしまう。奥様手作りのおにぎりをいつももって穂高に登っていた。富田の死後初めて奥様も穂高に登り途中の地点に手作りのおにぎりと富田の遺影、そして愛犬の写真が手向けられた場面にはジーンとなった。

▼よる9時にはNHK第一で[アファンの森よ永遠に」というcwニコルスの生き方を描いたドキュメントに魅入ってしまった。つまり川と共存できなから日本人は「川の土手をコンクリートで固める」その思想を変えない限り、川の氾濫は防げないというものだ。彼はイギリス本土の生まれだがウェールズに出された。そこで言葉が上手く表現できないのでいじめにある。その炭鉱地帯だったが石炭を掘りつくし、ぼた山が残る。ある時長雨が降り、小学生が100数十人生き埋めになって死亡する。その反省からぼた山を自然公園としてよみがえらせる。自然との共生という点でショックを受けた。大地町の捕鯨を描いた「勇魚」(いさな)「魔女の森」は読まねばならないが、長そうだ。とりあえず串田孫市の「山のパンセ」が紹介されたので図書館にオーダーを入れた。

▼しかし香港は大変なことになっている。民主主義の「み」の字も感じられない。一党独裁国家で、この調子でいくと台湾もシンガポールも飲み込みそうな勢いである。ある民放でひと月ほど前にこの問題を解説するとき映画「慕情」から始めたのは良かった。音楽と風景は良いが中身は大したことはない。夫が戦死し、香港の病院で働く中国系女医が、アメリカの新聞記者(ウィリアム。ホールデン)は朝鮮戦争に従軍するが死んでしまう。風景と音楽だけは良かった。元阪神の田淵は携帯の着メロが「慕情」だと言っていた。アメリカの新聞記者は路上のほこりのなかでタイプを打って原稿を書いている場面は奇妙だった。

 

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