長かったオリパラが終るぞー。
▼オリンピックとパラリンピックはようやく日曜日に終わる。いやー長かった。わたしはオリンピックは中学生の時に習った「参加することに意義がある」という言葉しか知らなかった。ところが開催日が近づくにしたがって、利権の代理人である有象無象や政治家が登場して、「コロナ対策よりオリンピック優先になってしまった。昨日のニュースでは推進委員をやっていた某大学教授が「開催に賛成していたのは間違っていた」と述懐していた。バ〇、遅すぎるよ。わたしが困ったのはNHKBSの朝と夕方の火野正平の「自転車旅」が中断してしまったことだ。わたしがこの番組を見はいじめたのは今年の3月ころで自宅ビデオチューナーが新しくなってからだった。回数は950回を超えていて、4月に累計1000回を超えた。一度ご覧になるとわかるが、視聴者からの「お手紙」が幼い頃の思い出であったり、かぞくの生き様やつながりが書かれている。その一通一通の手紙に書かれている土地を火野ら5名のスタッフが自転車に乗って回ってあるく。遠い場所は自転車を列車にのせ「輪行」させる。見ているとBカメラで全体を先回りして撮影しているから、ロケバスを入れると10名以上のスタッフがいるに違いない。この番組は早朝のショートバージョン、夜1時間のロングバージョン、さらに日曜日の一週間のダイジェスト版がある。これはすべて録画して見ている。
▼コロナの規制以降、わたしは人込みにはいかない。なぜなら家族の一人が喘息の既往症をもっているからだ。「こじらせると、私は死ぬ」と脅されているから人込み行かない。しかしわたしは映画の感想執筆の仕事を抱えているので、月に10本くらいみるため映画館には仕方なく通っている。さらに外出から家に帰ると、手足の消毒から持ち物は小銭にいたるまですべて消毒しないと家の中には入れない。
▼わたしがオリンピックで唯一見たのは女子ソフトボールだけだった。というのは上野投手が昨年打球を顔面に受け大けがをした。実は顔の骨が2か所陥没して大手術をしたドキュメンタリー番組を直前に見たからだ。最近どこかのメーカーが上野投手のサイン入りグッズのプレゼントをくれるという。応募しようかなとも考えている。
▼あと図書館にも週に二度くらいは通う。頼んである本を引き取りに行くためだ。時々その他に読まれなくなった本が除籍本として利用者に「下賜」される。かなり本はきれいで汚れてはいない。しかも自分の選択肢では決して選ばない本ばかりだ。最近では現代日本文学全集の大岡昇平、石川達三、三島由紀夫、司馬亮太郎の「燃えよ剣」があった。まず石川達三の「48歳の抵抗」を読んでみた。昭和31年の昨というからわたしが中学生のころ、自宅で購読していた読売新聞に連載されていたのを覚えている。文字が小さいが何とか読んでみた。隣の町内に住む18歳の少女が誘拐・殺害された日だった。
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