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January 31, 2022

忘却とは忘れ去ることなり。

▼「週刊金曜日」最新号に前法政大学総長だった、田中優子さんがご母堂の介護をした経験を書いておられる。日曜日の三xデーモーニングでいつも美しいお召し物で出演さなり、常に的確な言葉で分かりやすい言葉で解説して下さるので田中さんが出席するコーナーを楽しみにしている。4,5年前に船橋で講演会をしたとき、大学の実務問題をめぐって交渉している大学生をお供にやって来た時はさすがに驚いた。「週刊金曜日」の記事を読むとお母様の介護をなさりながら学長という激務を続けられていることを改めて知った。誰もみんなそうなるのだが、家の外に出たがらなくなる。次に家に介護の人が出入りするのを嫌がる。田中氏としても介護の専門家ではないので、いろいろな人の知恵を力を借りながら、お一人でご母堂の施設を探したり、介護手配などの仕事をこなしてきたに違いない。

▼田中さんが「週刊読書新聞」の最近号に「田中優子さんおすすめのソフトカバー〇〇冊」という特集があったので切り抜いた。そのなかにもりまゆみさんの書いた「仕事放浪記」があったので図書館にリクエストしたらすぐ届いた。「タイプライター」を使う仕事でリリアン。ヘルマンの「ジュリア」で原稿がかけなくて海辺のコテージで窓からタイプライターを外に投げ出す場面を紹介していた。実はそのシーンは私にとっても強烈だった。

 

▼きょう月末なので、ふたたび図書館の近くにある郵便局に立ち寄って送金した。一つ目の送金はうまくいった。2つ目の引き出しは暗証番号を打つのをミスしてしまった。3回ミスするとロックが掛かってしまう。おれも焼きが回ってしまったな、と思い。わたしが頻繁に取引している本局に行った。免許証に印鑑はたまたま持っていたので、手続きは15分くらいで終わり。無事役目は終わった。

▼ついでにもう一つ本箱を整理していたら、何んと「ウィンドウズ7」のマニュアルが出て来たので、これはさすがに即捨てた。もう一つ移動時に使う目的で買ったキングジムのポメラDM100(端電池2本で動くワープロ)こちらはパスワードを全くおぼえていないので初期化して事なきを得た)鉛筆ばかり沢山もっていても、書かなければまったく意味がないな)昔ラジオドラマのタイトルで「忘却とは忘れ去る事なり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ」君の名はより。



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January 29, 2022

長く住み続けられる住宅を目指し、論議が百出

▼昨日は一昨日仕方なく携帯のキャリアを乗り換えた、という友人が「記事を読んだ」と電話をくれた。3年間得意先と怒鳴りあって会話をするのが疲れてしまったというのが本音である。しかしまだクリアしなければならない課題も多い。今までわたしはiPhoneの5c5、6,7を使ってきたがいずれも中古である。他人にみせびらかす趣味もない。電話するだけなら機種は新品である必要はない。今度は2万円引きにするとういので、家族と2台交換した。しかしキャリアを変えるとメールアドレスも代わってしまうのでかなり怒られた。

▼問題は留守番電話機能である。私は月に4本「シネマ」の締め切りが迫ってくると映画も平日時間があいたときに見る。着歴を見ればだれか分かる、知っている親しい人はショートメール」をくれるから何とかなる。4本見てもすべて当たりではない。ガラケーの時はドコモを使っていて留守電の設定も簡単だった。しかしiPhoneはセキュリティが厳しいので簡単には行かない、わたしには設定で2回も暗唱番号を求められるので、もういけない。5回間違えるとロックが掛かってしまい、先に進めない。買った店に相談したらお近くのYモバイルショップで相談しろという。明日ワクチン注射をする、スカイツリーイーストタワービルの中にもショップはあったから注射が終わったら立ち寄ろうと思う。

▼昨日のふじみ野市の事件。容疑者に公安員会からなぜ猟銃2丁もの所持許可が出たか不思議だ。保管だって鍵のかかるロッカーにいれなければならない。もちろん銃と弾丸は別に保管しなければならない。銃に弾丸を入れて保管してはならない。弾丸が込めてなくても銃口を他人に向けてはならないのだ。ニュースを聞いている限り、どうもマザコンのようだ。永遠の生命は存在しない。専門家に聞くと食物を口で噛んで咀嚼した方が頭脳に血液が行き長生きするというデータがあるというが、本当だと思う。

▼きょう午前中は住んでいる集合住宅の総会が開かれた。詳細は省くが長く住み続けるにはどこをどう補修しなければならないか、検討課題は多い。一番問題なのは住民が高齢化するにあたり、建物に車いすで入れるようにスロープがつけられないか?という問題だ。都心で土地が狭いので緑地を削ると、確保しなければならない建蔽率と緑地の矛盾が起きて、法律上できない。ゴミ集積場をトンネルにして通すとか、まだ本格的ではないが、論議は百出した。

▼昨日かいたウクライナの件、フリージャーナリストの田中龍作さんはもうひと月もキエフに滞在して自力で取材している。今朝の記事ではウクライナ側の訓練は近くに寄れないので大砲の着弾シーンも迫力に欠ける。その点ロシア側はCMフィルムづくりに慣れているメンバーを活用しているので、迫力満点だと書いている。宣伝戦でもロシアは先んじているわけだ。

▼昨日のブログを見てC市に住む友人が「墨田区に住みたい」と電話してきた。その記事が載っているのは28日付某政党新聞の記事で、保健所が住民を守るためにしっかりとした政策で動いているからだ。住んでいるところで自治体の政策を改善する闘いをしないで、逃げているばかりでは、生活の向上は何も望めない。第一に車の駐車料金は都内は近隣都市の3倍はする。集合住宅も将来自力で立て直さねばならないので、積立金も毎月積み立てなければならない。生活必需品も高い。ま、顔見知りが住んでいるところに住むのがボケないこつであるはずだ。

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January 28, 2022

ウクライナはロシアの生命線

▼昨日も月末で色々支払いなどあり、複数の銀行を駆け回っていた。今どきは何があるか分からないので、現金は一切持ってあるかない。紙切れだけで済ませる。今朝は月末なので「薬」をもらいにいつものクリニックに行く。担当医は「PCR検査の試薬がないというが、私がCTで見れば肺に影があるかどうか一発でわかる。試薬をのむのではタイムラグがあり、今の状態は把握できない。費用を聞くと注射1本の値段と変わらない。どう?やる?というから、この次お願いしますと答える。予防方法を聞くと人込みに行かない。得体のしれない人と長話しない、の2点だという。試薬が手に入らず心配な人がいたらクリニックをご紹介します。JR亀戸駅から徒歩5分の位置にあります。

▼携帯の使い方が進歩して分からない。しかたなくアマゾンで中古のマニュアル本を頼んだら3日で来た。900円なり。わたしは昼間も映画館に行く(仕事だ)留守電機能がないのは不便である。頼めば毎月300円でつけてもらえる。1年で3600円はもったいないか?

▼友人も昨日のブログは読んでくれて、携帯の状況を確かめるため、わざわざ電話してきてくれた。この人はわたしのブログなど読んでいないと思っていた。さて約束のロシアによるウクライナ侵攻問題である。友人が20年ほど前(ソ連崩壊前だ)にロシアをひと月くらい公演旅行をした。その時最初にウクライナに行った。相手は口を極めてロシアの悪口を言ったという。ロシアは革命前後から、こちらが食料不足で飢えているのに、ウクライナの食料を強奪した。それで多くの餓死者を出した。燃料資源もまた同じで、我々は常に震えていた。だから今後もロシアを決して許せない。ロシアという国はウクライナの犠牲の上に成り立っている国である、と語ったという。

▼TVで見るロシア軍の訓練風景はお笑いである。木造の壊れかかった家を戦車で踏み潰している。こんなの戦車を使うまでもない、大きな木製カケヤか軽自動車で引っ張れば簡単に崩れる。これはウクライナ人に恐怖を植え付ける作戦だ。さらに兵士はAk47小銃を水平撃ちしているが、これは映画用かヤクザのスタイルで現実的ではない。当たらない、安定が悪い。これもTV向けの映像である。唯一凄いのは架橋用の大砲だ。対岸にロープを付けた弾が対岸の固い建築物に向けて撃ち、次に橋を架けるのだ。自衛隊の架橋作戦を見ていると紳士的である。

▼ロシアがあれこれ言うのは、資源を持っているウクライナを手放したくないからである。ロシアはウクライナを失ったら丸裸と変わらない。だからあれこれ手放したくない御託を並べるのだ。

▼今朝埼玉県ふじみ野市で起きた医者を拘束して脅した事件。困ったさんに成田山。我慢して堪えていれば医療過誤の慰労金900万円はもらえたのにね。わたしの田舎の方では常にそういて我慢しているぞ。

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January 27, 2022

3年使った携帯を変えざるを得なかった理由とは。

▼夜はなるべくTVを見ないようにしている。首相や開設者に罵声を浴びせたくなるからだ。夜の抗議行動にも出たいと思う。しかしコロナを拾って家族に感染させるのが怖いので、夜は出歩かないようにしている。この1週間いろいろあった。まず仕事で使っている携帯が、何人かの取引先から「聞こえない」というので契約している電波会社の問題かと結論に達した。出費は痛いが背は腹に変えられない。アキバに行っていつものPCショップに行ったら、Bカメラ本店の前の店に行くよう指示された。2時間ほど粘って女性店員の話を聞く。電波を乗り換えるということは携帯そのものも変えなければならないという。今なら携帯は2万円引き引きで,カミさんと一緒の2台で3万円を切る。しかも話放題で月々の使用料は2700円。わたしは長話はしない。大体3分以内で終っている。初日はそれで済んだ。SIMカードを用意するから土曜日に来てくれという。翌日午前11時自分とカミさんの2台の携帯を持って店に行く。

▼担当者は前日に聞いたが、休日で休んでいた。問題はデータの移行である。店員がいうには、Wifiのつながっている部屋で新旧2台を並べておけば自動的にコピーできるという。帰宅してやってみたらそれはウソだった。しかたなく行きつけの近所の携帯修理店に閉店間際に電話で翌日の予約をする。その費用は2万2千円だと見積を言われる。翌日曜日午前10時の予約を取る。カミさんからはメルアドが変わることでかなり怒られる。午前10時の開業と同時に持ちこんで完成は午後1時半だった。通話だけはできたがショートメールやメールはできなかった。ま、これが苦難の始まりで、メールアドレスやラインのデータ移行料金は1万3千円で済んだ。

▼今までの携帯は義兄が死亡した3年前に買ったものだが操作方法は訳が分からない。ネットで中古のマニュアル本を頼んだが3日たった、今日中には届くとアマゾンのメールで言ってきた。満足に使えるようになるにはあと1週間はかかりそうだ。

▼2日前のTVを見ていたら、ガソリンが値上がりしているので、政府が補助金を出すという。こういうのは話がおかしい。日本は産油国ではないから、まず石油に依存しない生活に切り替えるのは先だ。昔故郷では10kmくらいの中央線と称するバス路線があり1時間に1本は走っていた。ところがモーターリゼーションで廃止されてしまった。故郷のJR駅前にあったバスセンターも廃止になってしまって久しい。つまりバスはゼロ。数年前から自治体ではコミュニテーバスの運行を始めたが、わたしが帰省してもどの道をどう走るのは全く分からない。JR駅ももちろんあるが、昔鉄道施設にあたり、蒸気機関車は火災を引き起こすという迷信があり、駅は無から1,2キロ離れた辺ぴな場所に駅はある。そこまで車か自転車で行かねば小海線には乗れない。

▼日本は産油国ではないのにTVでは利便性や早く、大勢の家族で移動できる自家用車の宣伝が引きも切らない。わたしはいまこそ木炭自家用車を復活させるべきだと思う。わたしは大昔に乗ったことがある。上り坂では動かなくなるので乗客はバスを降りて後押しをした。日本は木の資源はかなりある。戦争中政府は松根油を採取してガソリンの代わりにしようとした。先ごろ知ったのは日本軍は台湾でトウモロコシを栽培させそこからアルコールを抽出し戦闘機のガソリンに混ぜて使おうとしていたのだ。アメリカはそれを察知して台湾のトウモロコシ畑や醸造工場を重点的に爆撃していた。

▼日本で今必要なのはオートマで高速が出る車ではない。しかもオートマは高齢運転者のアクセル踏み間違えで事故ばかり多発する。必要なのはマニュアルで木炭、稲わら燃料で走る軽車両なのだ。昔稲を刈って残ったもみ殻は火で焼いて炬燵の暖房に使っていた。今はゴミ扱いだが、寒い地方では暖房代わりに十分だった。これを使わない手はないのだ。明日以降はウクライナ問題について語る。

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January 23, 2022

亀戸天神の嘘替えと映画「飢餓海峡」

▼今日は首相官邸前で「日米イ地位協定に反対する」右翼の皆さんの抗議行動があった。しかし昨晩野暮用が入っててしまった。責任者に開会時間に間に合いそうもない、旨をお伝えして欠席した。喋りたいことはたくさんあったので残念だった。仕事を終えて亀戸天神の前を通ると長い行列ができていた。ネットをみると分かるがきょうは「嘘替え」の神事がある、ネットではコ「ロナ禍なので並ばないように、必要な方にはネットで注文するように」と、書いてあるのにこのありさまである。実は近年「嘘替え」のお守りは受験生の受験のお守りになってバ〇親が。朝早くから行列を作っている。東大前で「アフリカで医者になりたい」と騒いで人を刺した学生と変わらない。嘘替えは1年間についた嘘を嘘鳥に託して忘れるというのはその趣旨である。困っている人を助けるなら結構である。しかし自分が医者になって高給をとるというのではいただけない。

▼この嘘替えの神事は映画「飢餓海峡」」にも出て来る。原作者は水上勉で主演は三国廉太郎と左幸子は亀戸で売春婦をしていて、売春宿の女将に連れられてまいとし亀戸天神に行き嘘鳥を買って自室に並べている。薄暗い揺れる照明のなかで左幸子は必死に祈っている。わたしは閑な時にもらって一体だけ部屋に飾ってある。家に帰ると店の主人から「来年には売春禁止法が施行されるから、もうこの商売はできない。みんなはそれまでに身の振り方を考えておくよう」指示される。来年以降もし欲しい人がいたら買って代参していただくことは可能である。もちろん1体300円以上するが、ご希望があれば頂いてくる。

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January 19, 2022

ココログにアクセスできなかった。

▼Niftyのアクセス方法の手順が変わったので、2週間ばかりアクセスできなかった。パスワードがいくつかあるのでますます分からなくなる。PCメールはNiftyとGメールだけである。Gメールは携帯専用にしてNiftyのPCメールはもっぱら仕事だけにしている。1週間前の土曜日、なかば仕事で映画を見る予定をたてていた。ちょっと疲れていたので、徒歩で行ける映画館のチケットを取ろうと思っていた。通常はネットで座席をしていして買う。それはトイレに行きやすい場所を選んでいるからだ。ところが家を一歩でたとたん携帯を忘れてことに気付いた。家に戻り携帯の画面を見ると得意先からの着歴があった。


▼コールバックすると「仕事で使っているPCが真っ暗になって壊れたようだ」という。きょうか明日見に来てくれないかという。土日は別の用事が立て込んでいるとお断りし、月曜日朝8時に行く約束をする。土日は半ば仕事の映画を見る。そして感想文を書くのだ。さらに様々な抗議活動に参加してツイキャスやユーチューブ録画をする。これもコロナが怖いので疲れたり、雨の日はお断りしている。年賀状を下さったから、「最近顔を見ない」と書いてあったが寒い時は具合がわるいのだ。そのことを伝えようとご自宅に電話したがお留守だったのでそのままになってしまった。

▼最初の話は月曜日に行ってみたらパソコンは古く不要なので、ワードとエクセル、それにメールのデータだけを取り出してほしいと頼まれる。こういう時にアマチュア無線時代の人脈が生きて来る。一番親しいA君に電話して技術者のX君の自宅と携帯の電話番号を教えてもらう。X君という若い技術者と最初に知り合ったのは彼が中学生だった。まだワープロが出たころで個人用Pcはなかった。彼は半田ごてを握って自作に励んでいた。わたしはマイクに向かってしゃべるだけだったので半分馬鹿にされていた。その彼は成人してから何やら独立して測定機などを作る会社を立ち上げたらしい。「仕事があったら紹介してくれ」とは言われているが、業務内容がわからないので、ご紹介できない。

▼PCが壊れてデータを取り出す会社はネットで沢山出て来る。しかし数十万はらったが成功しなかったという例もあるから怖い。X君に電話すると秋葉に行ってSTAとUSBをつなぐケーブルを買えば簡単だというではないか。それで今日秋葉原まで足を延ばしてそのケーブルを探したが「そんなものはない」とにべもなく断られてしまった。これから2週間どうなったか、ご報告するつもりだ。

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