プロバガンダはやがて真実になってしまう。
▼昨夜は拙文だった。ラジオ、テレビで各地の様々な「節分」が紹介される。わたしの出身地佐久でも変わった行事がある。ブログをお読みくださっている方は何度も書いているので珍しくはないと思う。それは家屋で普通の豆まきが終ったあと「神棚」に向かって「えびす、大黒めをあけよ」と叫んで大豆をぶつけるのだ。そして余った豆は升にいれたまま神棚に奉納する。そして約半年後「初雷鳴」があったとき、マスを取り下げ、家族そろって豆をいただくのだ。そうすると作物は豊作になると言い伝えられており、その習慣は今も続けられている。
▼家で夜豆まきが終わり、関東では一切なかった習慣である「恵方巻」を食べることになった。さて今年の恵方はどの方向か分からないのでスマホを取り出し、コンパスで調べたが二つのスマホは一致しなかった。さらに夜、娘が帰宅してから試したが正確な北北西の方角はやはり分からなかった。もしかしたら我が家は恵方に見放されているのかも知れない。
▼銀座に行くときわたしは常にバスと都営地下鉄で向かう。本所吾妻橋から東銀座に行って降りる。晴海通りを歩くのが好きで、映画館の多い通りを歩く。東銀座で下車すると歌舞伎座の中を歩いて抜ける。この雰囲気も好きだ。30台の若い頃は月2回くらいは通っていた。地下から地上に出るエスカレーターに乗っていると壁に某ハム会社の広告が出ている。歌舞伎役者「松本家ご愛用の逸品〇〇〇ハム」と書いてあるのは笑える。あんな歌舞伎役者の大物が添加物満載のハムを食うハズがない。どうようにTVのCMでは松たか子の白い皿欲しさに「ヤマ〇ザ〇」ハムのcmに出ている。良いとこのお嬢さんが添加物満載のハムを食うハズがないと思って通り過ぎる。
▼だがCMやプロパガンだは「繰り返される」ことによって真実になってしまうことがある。ウクライナ問題をめぐる駆け引きがまさにそれに該当する。
Recent Comments