土日に見た映画など天3 土日に見た映画…など
▼土曜日は今秋発行の週刊金曜日の映画欄を見ていたら、中国の雨傘革命を題材にした映画「ブルーアイランド=憂鬱之島」が「渋谷ユーロスペース」で上映している、というので、チケットをネットで買って出かけた。しかししばし「ユーロスペース」とはどこにあったが思い出せなかった。渋谷には半年以上いっていない。渋谷。新宿ははっきり言って苦手な町である。だから映画を見たら飯も食わずに電車に乗って自宅近くまで戻って食べる、映画はドキュメンタリーと演出が半分半分くらいだ。戦闘シーン(つまり火炎瓶の投げ合い)は実写が使われ。学生が立てこもって機動隊と対峙し、けがの手当てをしたり、逃げる闘争経路の確保は芝居だと思う。しかしいずれも本物だと芝居の区別はつかない。要するにイギリスとの約束を守り、返還後2年間は2制度を認めさせろ、という主張と、弾圧をしても、それをみとめさせないという主張のぶつかり合いである。わたしがは考えたのは、中国の首席はなぜそれをみとめさせなかったか?である。なれない映画館の2時間半の映画は長い。2回目のトイレに行った帰りに石の階段で転倒して、帰宅してトクホンを3枚貼った。近くにいた男性が助け起こしに来てくれた。
▼おそらく習近平も自分の体力の限界も考え「体力」があるうちに首席の道を敷きたかったのだろう。毛と同じ首席は無理だとしても、おなじレベルにもっていきたかった。だから天安門の弾圧から始まり、雨傘のレールをつなげたかった。命令に違反するものは全員10年の懲役刑。未成年は指紋を取られ海外脱出禁止、呼び出しがあったら即日警察に「出頭」という処分になった。現象面では1回目の衝突は学生が「照明弾」を手に入れて抵抗したので警察は大学に踏みこまなかった。しかし2回目は警察は武装を万全にして火力と武装で学生たちをあっとうして、捕まったものは全員金庫0年の刑になった。あの日本で有名なアグネスもまたカメラの前をうつむいて通り過ぎる。
▼しかしイギリスが約束を守って真剣だったのか?古くは生麦事件で大名業列を馬で横切った英人を日本の武士は惨殺した。イギリスの取り調べに幕府はのらりくらりとして、その武士集団の実名を明かさなかった、しかし英国は自力で薩摩藩であることを突き止め、軍艦を薩摩に向かわせ民家を焼はらったのである。つまりイギリスの諜報力もさることながら、アジア人を人間として見ていないのだ。
▼映画を見終わったら渋谷に用はない。素早く立ち去る。その後映画館の近くでは母親と娘がナイフを、もった中学生にナイフで襲われた。くわばらくわばら。
▼夜のドキュメンタリーを見ていたら、中国の万里の長城で戦争中手りゅう弾による戦闘があった。そこから最近日本人の髑髏が見つかったというニュースをしていた。戦闘記録を見ると作戦に参加した部隊名が分かる。さらにその日死んだ人物も特定される。髑髏の前歯の入れ歯が金」を使っていたのでお金持ちだと判断し、「金の入れ歯の個人が特定された。彼は妻と生まれたばかりの男子を残して出征していた。まだ中国との間に遺骨引き渡し条約ができていない。ネットを介しての遺骨と東遠の親戚の人との対面になった。
▼夜、松竹チャンネルで「サイダーハウスルール」が放映された。20年くらい前、わたしは映画館でこの映画を見ている。トピー·マグワイヤと今を時めくシャリーズ・セロンはまだ少女のようにあどけない。親のいない子供たちを育てる施設と、医師や看護師、近くのリンゴ園で働く、黒人たち。戦争が終わったが半身不随で復員したシャリーの夫との話で、シャリーと別れたトピーは昔の小児保護院に戻り、死亡した先輩医師の代わりに、みんなから歓迎され責任者の医師として復活するお話。
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